9日(金)、日生劇場の「越路吹雪物語」の初日で、前から2番目のかぶりつきで見てきました。
越路吹雪役はピーター(池畑慎之介)、岩谷時子役に高畑淳子他、草刈正雄や長谷川稀世が共演。
ピーターは越路さんにそっくり。本当に面白く楽しいお芝居に演出されていて、越路さんが宝塚からエンターテイメントとして育った時代背景や演出家や音楽家や岩谷さんなど、いかに周囲に恵まれ素晴らしい人たちに囲まれて育てられたかよくわかりました。
初美も越路さんの思い出は少しあるのです。
まず、「ステージ101」にゲストで越路さんが見えられた時のこと。
101を作ったディレクターの故末盛勝彦さんがヤング101のメンバーにこう言いました。
「越路吹雪さんがスタジオに入ってくる時の姿と本番で彼女がメイクし衣装を着た時の姿をよく見なさい。」
最初はスッピンで浅黒いお顔色だったのを覚えています。
普通のおば様でスタジオに入り、いざ本番となるとまるで別人のごとくでしたね。
それこそメイクしてドレスを着てエンターテイメントになった越路さんは毅然としてカメラの前に立ちオーラに輝いたのです。
いつも末盛さんのその言葉を思い出します。
私もシンガーとしてステージの上に立ち光り輝けば良いと思っているのです。普段はそれこそ普通でよいのです。本当に歌うとき命を削って歌う・・・そして光り輝くのが本当のエンターテイメント。
末盛さんと越路さんからプロとはということを教わったあのスタジオでの越路さんの姿を思い出しました。
それから何年かして、101からシンガーとなり20代後半頃、ディナーショーを新宿の高層ビルのレストランでやらせていただくという仕事がありました。
その仕事の現場には、なんと越路さんのご主人の内藤先生が事務所の社長としていらしていたのです。
ディナーショーを演出するために振付師も伴って来ていました。
初美はその頃怖いもの知ら~ずのガキのシンガーですから(まだ)内藤先生が越路さんのご主人と知っていても平気で「愛の賛歌」を堂々と歌ってしまった。
「若々しい歌ですね」と褒められた記憶はあるけど、今考えたらゾっとするほど身の程知らずで恥ずかしくなります。
・・・っという思い出。
でも、現在越路さんも内藤先生ももうこの世にはいらっしゃらないけど、内藤音楽事務所はあるのです。
宝塚歌劇団の公演の時のミュージシャンは内藤音楽事務所が選んでいます。
以前レガーロのサックス青木和人さんもよく宝塚公演に内藤音楽事務所から入っていました。
芝居の中にも、東宝の演出家の菊田一夫先生や黛敏郎氏、衣装デザイナーでマイク真木さんのお父様真木小太郎氏(この役は草刈さん)など、時代が生んだピカイチの芸術家達が出てきました。
芸能界の大先輩達が若い頃血気盛んに夢をステージに咲かせていたのを垣間見たような感無量の「越路吹雪物語」でした。
本物が活躍した時代だったのね。
越路吹雪役はピーター(池畑慎之介)、岩谷時子役に高畑淳子他、草刈正雄や長谷川稀世が共演。
ピーターは越路さんにそっくり。本当に面白く楽しいお芝居に演出されていて、越路さんが宝塚からエンターテイメントとして育った時代背景や演出家や音楽家や岩谷さんなど、いかに周囲に恵まれ素晴らしい人たちに囲まれて育てられたかよくわかりました。
初美も越路さんの思い出は少しあるのです。
まず、「ステージ101」にゲストで越路さんが見えられた時のこと。
101を作ったディレクターの故末盛勝彦さんがヤング101のメンバーにこう言いました。
「越路吹雪さんがスタジオに入ってくる時の姿と本番で彼女がメイクし衣装を着た時の姿をよく見なさい。」
最初はスッピンで浅黒いお顔色だったのを覚えています。
普通のおば様でスタジオに入り、いざ本番となるとまるで別人のごとくでしたね。
それこそメイクしてドレスを着てエンターテイメントになった越路さんは毅然としてカメラの前に立ちオーラに輝いたのです。
いつも末盛さんのその言葉を思い出します。
私もシンガーとしてステージの上に立ち光り輝けば良いと思っているのです。普段はそれこそ普通でよいのです。本当に歌うとき命を削って歌う・・・そして光り輝くのが本当のエンターテイメント。
末盛さんと越路さんからプロとはということを教わったあのスタジオでの越路さんの姿を思い出しました。
それから何年かして、101からシンガーとなり20代後半頃、ディナーショーを新宿の高層ビルのレストランでやらせていただくという仕事がありました。
その仕事の現場には、なんと越路さんのご主人の内藤先生が事務所の社長としていらしていたのです。
ディナーショーを演出するために振付師も伴って来ていました。
初美はその頃怖いもの知ら~ずのガキのシンガーですから(まだ)内藤先生が越路さんのご主人と知っていても平気で「愛の賛歌」を堂々と歌ってしまった。
「若々しい歌ですね」と褒められた記憶はあるけど、今考えたらゾっとするほど身の程知らずで恥ずかしくなります。
・・・っという思い出。
でも、現在越路さんも内藤先生ももうこの世にはいらっしゃらないけど、内藤音楽事務所はあるのです。
宝塚歌劇団の公演の時のミュージシャンは内藤音楽事務所が選んでいます。
以前レガーロのサックス青木和人さんもよく宝塚公演に内藤音楽事務所から入っていました。
芝居の中にも、東宝の演出家の菊田一夫先生や黛敏郎氏、衣装デザイナーでマイク真木さんのお父様真木小太郎氏(この役は草刈さん)など、時代が生んだピカイチの芸術家達が出てきました。
芸能界の大先輩達が若い頃血気盛んに夢をステージに咲かせていたのを垣間見たような感無量の「越路吹雪物語」でした。
本物が活躍した時代だったのね。
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