初美初めて赤坂サカスを見てビックリ！

昨日（１８日）、１０月４日のコンサートのピアニスト、土肥弘明氏とのリハーサルが赤坂のノアスタジオで５時からあるので、１年ぶりに千代田線赤坂駅に・・。
あら・・駅の改札風景がガラッと変わってしまい迷子になりました。変貌いちじるしく、表にやっと出てきたけどここはどこじゃいなみたいな・・・・・・。

歩いている人は皆外国人みたいに髪の色が違う日本人。ファッショナブルでカッコいい人ばかり。本当に自分がまったく違う異次元に存在したような雰囲気が変わった赤坂の元ＴＢＳ付近。

実は（昔の話で恐縮ですが）１７歳だった初美はバトンのレッスンを受ける為に毎週水曜日に赤坂へ通っていました。
千代田線はまだなくて丸の内線で赤坂見附に着き一ツ木通りを歩いてＴＢＳ裏の国際アーティストセンターというところ。日本初のトワラー高山アイコ先生のハイクラスなレッスンで本格的バトントワラーへの第一歩だったのです。
国際アーティストセンターにはタレントや歌手が沢山リハで訪れて中にはジャッキー吉川とブルーコメッツや金井克子さんとか色々来てました。
ジャッキーさんはドラムのスティックでバトンの真似をして「俺のほうが上手い」とかつぶやいていたっけ。初美はＴＶで見たおじさん（失礼）に言葉もなく・・・。

１７歳の初美は、学校で外での飲み食いを一人ですることを禁じられていたし、お店に入るなんて恥ずかしくて出来ないから、いつもどんなに喉がかわいても、家へ帰るまで自動販売機にも目もくれず猛スピードで帰ってきたものです。大人の街で子供の私には歩くだけで精一杯と。
真面目で純情、バトン一筋まっしぐらの青春を過ごした街、赤坂の変貌はショックでした。
初美が所属したマナセプロダクションもすぐ側にあり、部長の曲直瀬陽造氏に赤坂更科でお蕎麦をご馳走になって赤坂の粋に感激したことも夢のよう。
しばし呆然と立ち尽くし、青春時代に夢中で走りぬけた街に思いをはせた昨日でした。

今度はもっと時間を取って新しい街赤坂見物としましょう。
時代は変わっていくのね。

昨日のリハ、土肥さんのピアノの素晴らしさは全く変わりなくノビノビと歌えて楽しいひとときでした。
１０月４日の十字屋ホールコンサートと１０月２５日のいきいきプラザコンサートでご一緒なので凄くいい気分。