「今宵のおかずは秋刀魚で決まり！！」

昨日の夕暮れとき。
空を見上げるとこんな感じ・・・・
マウンテンバイクにまたがりながらついつい見惚れてしまった。
梅雨時期の不安定さもあり、まるで秋の空のよう。
いわし雲？うろこ雲？
はたまた気象用語の「巻積雲」とでも言うのであろうか？
まあ、堅い事は抜きにして誰もいない駐車場に一人佇む・・・・

昨日のブログでも触れたが、７月と言っても高原の夕暮れは都会のそれとは違う。
日中の「灼熱」は何処へ？
ジメジメもムシムシもなく、まさに「夕涼み」。
ゆっくりと沈む夕日を眺めるのに、これ以上最適な空間を用意するのは難しい。
いつも通りの事だが、周囲に人口の音は無く「カッコウ」の鳴声が神聖な時間を演出してくれている。
とは言え、もちろん！この僕が静かにこんな時間を楽しんでいられる筈が無い！！
時間にして５分ほど感傷に浸り、写真を一枚「パシリ！」。
この空を見た瞬間決めた事の為にあとは体を酷使するのだ。
確か、冷凍庫に秋刀魚が２匹凍っていたはず。

「こんな空を見せられたら焼くしか無いでしょう！！」

と言う事で、こんな雄大な景色をバックにゼイゼイ言いながらの「バニーホップ練習」。
（＊ＭＴＢのトリックの１つで、前後両輪を持ち上げて、目の前の障害物を飛び越える技）
急いで事務所にダンボールを取りに行き、工作し、障害物に見立てる。
１ヶ月前、この練習時に痛めた「弁慶」に目をやる。
結構日が経つのに、未だ傷口は完治せず、かさぶたが盛り上がっている。
やった瞬間「まずい！これは縫うでしょう・・・・」。
そう感じたほど傷口は深かった。
この部位でなければ病院行きもありえた。
そんな努力の傷がＭＴＢをはじめてから無数に出来た。
「一体いつになったら人様に見せれるレベルになるのであろう？」
てな事を考えている暇があったら練習！練習！！

とにかく、このトリックは思い切りが大切！
ネガティブになった時に必ずやられる。
その為、背中はパンパン。
前腕もいい感じでパンプしてくる。
（上手な人は力が入らないらしいが・・・・）
根っからの筋トレ好きの僕としては、こんな体の張りは嬉しい限り。
「待ってました！！」と言わんばかりだ。

「もう少し、もう少しのパンプで晩飯の秋刀魚のたんぱく質に意味が出てくる（笑）」
こんな生活を高校２年生のときから継続して送ってきている。
ドＭというか？
むしろ健康に悪い（笑）。
しかし、まだまだこのライフスタイルに終止符を打つときは訪れない・・・・
一生続くのか？！

そろそろ帳が下りて、周囲が見えなくなってきた。
いよいよ待ちに待った「秋刀魚の宴」のはじまりはじまり～
冷蔵庫に冷やされたキンキンの「冷酒」も今か今かと登場を待ちわびている事であろう。

「たかが夕暮れ空」にここまでテンションの上がる僕。
しかも一人で・・・・
危なすぎる。