「夏が来る！！！！！」

「夏が来る・・・・」

今日ここ乗鞍は梅雨の最中の猛暑。
日差しの強さも半端なく、恒例の「ＭＴＢ朝錬」中も汗ダクダク。
終わった頃にはＴシャツが汗で染まった様。
とは言え、ここは標高１４００メートルの高原地帯。
都会で耳にする「不快指数」などは皆無。
汗だくにはなるが、日陰で休めば、肌もサラリ。
むしろ、ヒンヤリ肌寒くなるほど。
しかし、こちとら今年で三十路。
そりゃあ２０代の頃の「爽やかな汗」とは訳が違う。
おまけに出勤ギリギリまで練習していたせいもあり、汗だくのまま事務所へ・・・・
書類にはポタポタ垂れるし、さすがに外は「カラッ！」でも室内は若干蒸し暑い。
静かに座ってパソコンに向かえる訳なく、汗が乾くまでウロウロした。

やっと落ち着き、事務仕事に向かうが妙に落ち着かない。
それもそのはず！外は「カラッ！」と音が聞こえるくらいの上天気。
加えて、まさに「ザ！積乱雲！！」と言わんばかりの夏空。
また、剣ヶ峰の残雪とハイマツとのコントラストが渋い。
（残雪とは言え、まだまだアドレナリンが出るほど積雪はある・・・・）

「行きたい！あの頂へ！！行ってしまいたい～あの急で、狭いハイマツの間をガシガシと」。

ここの生活はこのような葛藤に日々悩まされる。
ある意味、都会にいて大自然を思い描きながら指を咥えているより、つらい状況かもしれない。
特に僕のような人種には・・・・
しかし、今日は我慢の日。
来る繁忙期に向けて、膨大な量の事務仕事が溜まっている。
今は何とか明るいうちに仕事を片付けて、帳の落ちる数１０分間を謳歌できるか？！
それに全てを費やすのみ。
そう思うと以外な程、仕事ははかどる。
シーンと静まり返った事務所で１人カタカタとこなす。

ホントここには電話が鳴らない限り、自然の音しかない。

ということで今日の写真はこれ。
先日の「平井プロと行く乗鞍ＢＣツアー」での一こま。
りえちゃんが撮ってくれたもの。

屈強？な男３人。
遥か前方を指差すの図。
６月の上旬までは淡く、初々しさを思わせる木々の緑も本領発揮！
まさに「緑」。
いやいや「青緑」といったほうが正しいか？！
「そろそろ夏が来るぞ～」
そんな声が聞こえてきそうな一枚。

３人が指差すその先に、音を立てて「夏」が！あの「夏」が！！やってきている。
てな事を言っているうちに、一瞬で過ぎ去ってゆく。
あの素早さと行ったら、この業界では有名。
昔先輩から「夏が来たら今年も終わりだと思え！」
と言われた事があるがその通り。
うかうかしていると「熱い夏」が終わってしまう！！

この梅雨の時期は、夏を思いっきり楽しむための準備期間。
せいぜいストレス溜めて、ジメジメして、イライラしましょう～
それのほうが「夏」が待ち遠しい・・・・

「さあ！子供よりも、お客さんよりも、夏を楽しむぞ！！！！！！！！！！！」

皆さんも夏バテの無い国「乗鞍」へ是非。