「極寒の上高地をテント泊で！！」

昨年度から誕生した「上高地スノーキャンプ１．５ＤＡＹ」。
当初僕等の予想はというと。
「真冬の上高地に一般のお客さんが来るかな～」
「マイナス２０度を下回る世界で安眠できるのか？」
「そんな過酷な状況に興味を持つ人がいるのか？」
「テントの中で、靴も飲み物も、鼻水も凍るんだぞ・・・・」
などとマイナス思考ばかり。

「じゃあなんで企画したの？」
そう思うに違いない。
しかし、考えてみてほしい。
誰だって人がやらないことをやってみたいではないか！
マニアックな楽しみなんて最高じゃないか！
運がよければ、静寂の上高地に僕等だけなんて事も・・・・
とにかく、何よりマイナス２０度の星空の中、テントで呑み、語りたいじゃないか！
こんな貴重な時間を独り占めしようではないか！！
という事で始まった、このツアー。
蓋を開けてみると、以外や以外。
結構人気があり、予約も問い合わせも多い。
こんなにもマニアックな方々がいたのか・・・・
そう感じざるを得ない。

でも嬉しいね～
たくさんの人達が僕等みたいな輩と同じ興味を持っていたなんて・・・・
おまけに賛同までしてくれるなんて！
だからこそ出来るだけ居住空間は快適に！贅沢に！食べ物もリッチに！！
それをコンセプトとしてやり始めた。

それゆえ、テントもカモシカスポーツオリジナル「エスパース７人用」を購入。
（もちろん、ご希望によってはライペン２人用もモンベルムーンライトもお出しします）
極寒＆強風もこの強い見方があれば無問題！

シュラフもマイナス１５度対応のものを新品で大量購入。
寒いなんて言わせません！
（女性には有難い、就寝時の湯たんぽサービス有り）
シュラフシーツもレンタル無料。

もちろんシュラフに付随したエアマットも新品で揃えました。
これで雪面からの冷気もシャットアウト。
快適な眠りを供給してくれるのだ！

とまあこんな感じのラインナップ。
至れり尽くせりとまではいかないが、やれるだけのことはしてみた。

あとは来て見て！楽しむのみ！！
誰もいない河童橋から眺める霞沢＆穂高＆焼岳の夕景にしんみり。
凛と張り詰めた早朝の空気の中、一人朝霧に包まれた梓川の流れを聞く。

至福の時だ！！
悔しいが、いくら僕等が用意した食べ物も、居住空間も大自然の前では霞む。
すべてを超越する大きなエネルギーが満ちている。

だけど僕等も頑張ります。
その頑張りは是非！上高地で・・・・

マニアなかたよ厳冬の上高地に集えたまえ！！