祭り半纏に白のニッカ。
足下はこれまた純白の地下足袋。
頭には豆絞りの手拭いをこれでもかっ!と捻り、末端処理は赤テープ!!
腹には男の色気たっぷりのサラシ。
これこそが!
PJ峰の新居がある松本市波田の「常盤繪祭り青年団」の清く正しきスタイル!!
憎き頭上より叩きつける大粒の雨を気にもせず、威勢よくうちの前に集結!!!
(偶然、出発地点がうちのアパート前だった・・・・)
そんな中に、リバーサンダル、タオル、短パン姿の男一人・・・・
これこそがリバーピープルの正しき姿!と言わんばかりに!!
そう!わたくしPJ峰もこの「常盤繪祭り青年団」にお呼ばれされ、やる気マンマンで嫁と集結。
嫁は改造された軽トラの荷台で、綿飴つくりとお神酒を振る舞い。
僕は一心不乱に神輿を担ぐ!
と言うよりも呑んで、呑んで、これまた呑んで呑みまくるの仕事。
もちろん「呑み練」もさる事ながら「飯練」も忘れてはならない!
5分担いだら、休憩「食べる&呑む」の繰り返し。
PM6:00から担ぎ出し、「波田神社」に辿り着いたのは、へべれけのPM9:00?!
たった2キロを、3時間かけて練り歩くのだ。
そこで待っているものは、以下の通り。
お神酒→焼き鳥→焼肉→お寿司→ローストビーフ→トン汁→BEER→酎杯→二度目の焼き鳥→お漬物→冷酒→激辛餃子→酢豚→煮カツ→BEER→酎杯→お神酒→お神酒→お神酒→(境内の出店で食べたクレープ)→お神酒の嵐→お寿司→BEER・・・・・
まさに「酒池肉林」!!
最高に幸せな時が待っていた。
この間で一体どれほどのカロリーを摂取したのであろう?
考えただけでも恐ろしい・・・・
そして何よりも感動させられたのは「波田住民の温かさ」。
初対面、初参加の僕と嫁を、我が子のように可愛がってくれ、仲間に入れてくれ、最後は皆で握手、抱き合って分かれたほど・・・・
道行く住民たちも、全顔馴染み。
「よ~よ~大きくなったな!いくつになっただ?(松本の方言)」
「旦那は?呼んで来て担ぎましょ(松本の方言)!!」
「良いから!良いから!!座りましょ!!!食いましょ呑みましょ。」
見知らぬ家に手招きされ、着いていくとご馳走の嵐。
こんな具合で、地区が1つになる瞬間がたまらない。
決して名の知れた大きな祭りではない!
しかし、それだからこそ通う「日本人の心」がそこにはあった。
寄り添い合い、助け合い、称えあい、喜び合い、感謝し合う姿・・・・
見ていてこれほど清清しいものは無い。
ガイド業を始めて今年で9年が経とうとしているが、ここまで地元に溶け込んだのは初めて。
ここでの出会いを大切に。
そして日本人の古き佳き心をしっかり持って生きていこうと思う。
波田の素敵な夜に、そし威勢と気風のよい男達に感謝。
泥水男5人・・・・夜風に吹かれながら、千鳥足で田んぼへ・・・・
肩を寄せ合い「立小便」。
遠くに響く祭囃子。
美しいね~
*それでは「波田15区常盤繪祭り青年団」の勇姿をご覧あれ。
やっぱり惚れるねっ
ひとつひとつ、出会いは本当に大切ですよね
先人たちの知恵や風習は忘れてはならない事、そう私も思います...
それにしても白いニッカまでみえないのが残念だな
心からそう思います。
僕も来年はニッカにサラシで登場予定!!
何?それじゃまるで本当のクールポコじゃないか?
いずれにしても「祭」は男の本能を呼び覚ましますね~
マスター!シティーボーイは岩場には取り付かないですよ!!
(笑)