寒い日には・・・

こんにちは、Rockyです。

1月も上高地は人気なんですが、天候が荒れて全く何も見えない日も多いのが、この時期の問題点です。

とはいえ、天気が良い日もあります。

そして天気が良い＝放射冷却＝寒い。

上高地は風が吹いて寒いことも多く、体感マイナス15度でも、風速10mで、実は気温はマイナス5度くらいとか。

ただ、気温自体が下がるのは、むしろ風が吹かない日の方が多かったりします。冷気が下にたまる感じですね。
そういうヤバい気温の日、つまりマイナス20度とかのときは、歩くと当たる空気で顔が痛いです。そして鼻息でヒゲが凍るどころか、鼻毛も軽く凍ったりします。
また、歩いているうちは良いですが、立ち止まるとすぐに手先足先も冷えてきます。もちろん身体も。

寒い日の上高地はそんなですが、風が吹かない寒い日にはとても良いことがあります。
それは「逆さ○○」。
無風状態だと、山々が大正池の水面に映ります。いわゆる「逆さ富士」ならぬ、「逆さ穂高」や「逆さ焼岳」などです。

そして今日も無風、with青空。

本日の上高地ガイドは[松]ちゃんですが、彼が撮ってきてくれた今日の逆さ穂高。

そして逆さ焼岳。

たまにカモちゃんが水面を乱す場合がありますが、全面結氷しない大正池ならではの風景です。

 

そして無風状態で寒い日の朝はもう一つ良いことが。

それは「霧氷」。ムヒョー！

今日は残念ながらあまり付着していなかったそうなので、先日1月18日の写真をば。

こんな感じですね。この日は残念ながら雲が少しだけあったので、奥穂高が微妙でしたが、霧氷はお見事でした。

そして霧氷のメッカ、田代池がこちら↓

立ち昇る湯気がまた幻想的。

この日はちょっと早めのツアーだったので、田代池の日の出にギリギリ間に合いました（時間の読みバッチリ！）。カメラマンさんが数人いましたが、鈴なり、というわけでもなかったので、自分もバッチリ撮影させてもらいました。

なお、霧氷は日の出から1時間もするとあっという間に消えてなくなってしまいます。

本日は一日中いい天気だったようで、14時頃もこおんな絶景が楽しめました。ウェストン碑からの霞沢岳です。実際に目にすると、もっと迫力があってカッコイイんです。冬のカスミちゃんは。

1月31日にフォトレックツアーの開催が決まりました。集合が早いですが、条件が良ければ絶景が堪能できる時間帯をバッチリ押さえたツアーです。