久しぶりの家族山行。
場所は北アルプス唯一の活火山。
「焼岳」。
冬はよくバックカントリーで登り、アドレナリンを放出させてくれている有り難い山。
しかし、グリーンシーズンは随分前に登ったきりご無沙汰していた「百名山」。
さらには家族4人で登った「金峰山」ぶりの縁遠かった「百名山」。
ということで、数々の思い入れを持ちながら「新中の湯ルート」に向かう。
そこで、驚きの事態が「小峰家」を待ち受けていた・・・・
なんと!駐車車両200台以上!!
走れど、登れど、車!車!!車!!!
無論、本来の駐車スペース(約10台)など全く意味を成さない。
静寂の晩秋の山間に異様な光景。
うちの兄貴が呟く・・・・
「山変える?これはひどいんじゃない?」
その気持ちもわかる。
これはない。
ただ、軽い気持ちの山行であったため、周囲の山に変更できるほどの時間的余裕はない。
今日ほど「遅出」を恨んだ事ない・・・・
まさに「渋々」4人で出発。
久しぶりの家族水入らず、「晩秋のブナ林」を歩く。
焼岳はこのエリアに珍しく山麓下部にブナの巨木を配し、息を切らせるハイカーの目を楽しませてくれる。
もちろん寄り道ファミリーである「小峰家」などは写真をパシパシ。
「遅出」をものともせず、黄色く色づくブナに感嘆。
周囲の笹の淡い緑、ゾウの体表を思わせる艶やかな灰色、そして何ていっても澄み渡った青空が、天高く広がるブナの紅葉に映える。
いつも畑仕事で元気百倍の母ちゃんはいつまでもその見事なまでの迫力に目を奪われ。
昨年念願の「退職」を果たし、趣味人となった、若干弱気の親父が息を切らせながら頭上を仰ぐ。
ガイドである僕も久しぶりの自由気ままなタイムコントロールもないだらしない山行に酔いしれ、ただただ立ち続けるブナの迫力に、これまただただ圧倒され続ける・・・・
このまま、ずっと眺めていたい。
この森に抱かれていたい。
すこぶる心地良い晩秋の山に浸っていたい・・・・
しかし、そこはサラリーマン週末アウトドアマンの兄貴が急かし、事なきを得る。
とにかく時間が勿体無いらしい・・・・
都会のサラリーマンは大変なものだ。
何やら、もう帰りの渋滞、明日からの仕事を気にしているらしい・・・・
「もう少し、力を抜いていこうぜ兄貴・・・・」
とは言え、登り開始から10分でこの足止め。
この先が思いやられても仕方ない。
兄貴にペースを合わせ、ブナに魅せられた母ちゃんを無理やり引き剥がし、汗をぬぐい若干疲れ気味の親父を鼓舞しながら先を急ぐ事にした。
まだまだ陽は高く、歩を進めるたびに汗が滴り落ちる・・・・
頂上までは推測するにあと3時間の行程・・・・
お目当ての「錦の彩り」には遠い。
家族4人お揃いの「塩飴」を舐めながら、目の前に広がるぬかるんだ急登に四苦八苦する。
まだまだ「小峰家の百名山」は始まったばかり・・・・
場所は北アルプス唯一の活火山。
「焼岳」。
冬はよくバックカントリーで登り、アドレナリンを放出させてくれている有り難い山。
しかし、グリーンシーズンは随分前に登ったきりご無沙汰していた「百名山」。
さらには家族4人で登った「金峰山」ぶりの縁遠かった「百名山」。
ということで、数々の思い入れを持ちながら「新中の湯ルート」に向かう。
そこで、驚きの事態が「小峰家」を待ち受けていた・・・・
なんと!駐車車両200台以上!!
走れど、登れど、車!車!!車!!!
無論、本来の駐車スペース(約10台)など全く意味を成さない。
静寂の晩秋の山間に異様な光景。
うちの兄貴が呟く・・・・
「山変える?これはひどいんじゃない?」
その気持ちもわかる。
これはない。
ただ、軽い気持ちの山行であったため、周囲の山に変更できるほどの時間的余裕はない。
今日ほど「遅出」を恨んだ事ない・・・・
まさに「渋々」4人で出発。
久しぶりの家族水入らず、「晩秋のブナ林」を歩く。
焼岳はこのエリアに珍しく山麓下部にブナの巨木を配し、息を切らせるハイカーの目を楽しませてくれる。
もちろん寄り道ファミリーである「小峰家」などは写真をパシパシ。
「遅出」をものともせず、黄色く色づくブナに感嘆。
周囲の笹の淡い緑、ゾウの体表を思わせる艶やかな灰色、そして何ていっても澄み渡った青空が、天高く広がるブナの紅葉に映える。
いつも畑仕事で元気百倍の母ちゃんはいつまでもその見事なまでの迫力に目を奪われ。
昨年念願の「退職」を果たし、趣味人となった、若干弱気の親父が息を切らせながら頭上を仰ぐ。
ガイドである僕も久しぶりの自由気ままなタイムコントロールもないだらしない山行に酔いしれ、ただただ立ち続けるブナの迫力に、これまただただ圧倒され続ける・・・・
このまま、ずっと眺めていたい。
この森に抱かれていたい。
すこぶる心地良い晩秋の山に浸っていたい・・・・
しかし、そこはサラリーマン週末アウトドアマンの兄貴が急かし、事なきを得る。
とにかく時間が勿体無いらしい・・・・
都会のサラリーマンは大変なものだ。
何やら、もう帰りの渋滞、明日からの仕事を気にしているらしい・・・・
「もう少し、力を抜いていこうぜ兄貴・・・・」
とは言え、登り開始から10分でこの足止め。
この先が思いやられても仕方ない。
兄貴にペースを合わせ、ブナに魅せられた母ちゃんを無理やり引き剥がし、汗をぬぐい若干疲れ気味の親父を鼓舞しながら先を急ぐ事にした。
まだまだ陽は高く、歩を進めるたびに汗が滴り落ちる・・・・
頂上までは推測するにあと3時間の行程・・・・
お目当ての「錦の彩り」には遠い。
家族4人お揃いの「塩飴」を舐めながら、目の前に広がるぬかるんだ急登に四苦八苦する。
まだまだ「小峰家の百名山」は始まったばかり・・・・
ナイスガイです。
一番です! NO.1ですっ!!
ドストライクです
髭も素敵です
そてにしてもライアンさんとb1essyouさん
相変わらず、面白い
長文コメント最後まで飽きずに読みました!
小峰家が浮かんできそう。
そんなご両親のもと育ったPJ峰氏
だから個性あふれる魅力いっぱいなんですね
ライアンさんとb1essyouもきっと30歳を
目前のイイ男なんじゃないか・・・
と妄想してしまいます
おばさんかぁ?...
それから、藪コギもPJさんが一緒なら
喜んで!! 処罰、受けますけど・・・
みつ
その言い方は僕のマンマまで侮辱しているような?!
(笑)
まあ、間違ってはいないけど・・・・
そんなみつさんは「激薮の刑」に処する!!
しかし、家族山行もたまには良いもんですね~
家族DE 登山なんて・・・ 羨ましい。
お母様、何か一句無かったでしょうか?
峰さんはきっとお母さん似でお兄様は
ナイスガイな方を想像します。
・・・勝手に妄想
みつ