乗鞍高原・上高地情報

乗鞍高原と上高地の四季の自然の姿を現地に滞在するガイドが紹介します。

「09。渓流の宝石を手にする!!」

2009-03-05 18:18:32 | 乗鞍アドレナリン日記
僕の好きな事を挙げ出したらキリがない。
それこそ、それだけで一年間ブログを更新出来る自信がある。
しかしそれを書き出したら止まらない。
横道に反れ続ける事限りない。
ということで、今後とも地道に小出しにして行くつもりである。

そんな中でも、今日のブログのタイトルである「釣り」に関しては特に興味津々だ。
フィールドは問わなく、海、川、渓流、沼、湖、ため池、用水路、小川、ドブ川、釣堀・・・・
節操無く何にでも手を出し、あちこちと出かけていく。
これまた魚種も問わず、ザリガニから始まり、タナゴ、クチボソ、フナ、コイ、ブラックバス、ブルーギル、オイカワ、ヤマベ、カワムツ、カジカ、アマゴ、ヤマメ、イワナ、スズキ、グレ、アナゴ、ウナギ・・・・・

こうやって書きながらも、魚体を想像してワクワクしてしまうほど。
僕の魚に関しての興味は次から次へと・・・・
止まる事を知らない。
「さかな君」と呼ばれても仕方ない。
「だって好きなんだもの・・・・」
とにかく自然の中で時間をたっぷり使って、一体となり自由に釣り糸を垂れる。
数あるアウトドアの遊びの中でも、ある意味一番時間をいい意味で無駄にしている。そんなスローな時間がたまらない!!
つれなきゃつれないで、悔しいが楽しい。
次回に向けて試行錯誤を繰り返すのも一興。
釣りもそこそこに一杯やるのも良いね~

そりゃあ釣れたら釣れたでゴキゲン。
釣れていない仲間を茶化すのも最高。
釣れた魚と記念撮影&頬ずりなんてのも悪くない。
何よりあの「ゴリゴリ」とした魚の強烈な引きを体験してしまったら中毒者に!!
もちろん釣った魚を料理し、それに合った酒を合わせるなんて至福の時だ。

このようにアウトドアのエッセンスを余すことなく持つ「釣り」。
フィールドにしても魚種にしても甲乙付け難いが、今日の役者は渓流の宝石、幻の魚、などとやたらと呼び名の多い「岩魚」。
毎年この時期になると、この話題でブログを書いている気がするがご容赦頂きたい。
それほどまでにこの魚が好きなのだ。
釣りたての魚体はそれはそれは「宝石」という名に相応しく光り輝く。
今回も釣り上げる度に「美しい!!」を無意識に連呼していた。
一緒に行った仲間も同じ。
とてもじゃないけど人間の力ではあの絶妙な配色は出せない。
まさに「幻の魚」と呼ぶに相応しい風格。

今回釣り上げた場所は、長野県松本市のとある山中。
これまた岩魚の美しさに負けじと、素晴らしい水質を誇る小渓。
終わり無く連続する極めて透明な淵を、覆うように生える広葉樹の渓畔林が渓流ファンの心を鷲づかみにしてくれるお気に入りの場所。
詳細は秘密。
(渓流釣り師は簡単に自分の漁場を教えない)
是非!自らの足で見つけ出していただきたい!!

釣果は半日で15匹。
平均22~3センチ。
なかなかのものだ。
何てハードボイルドを気どったが、嬉しくてたまらない・・・・
この写真の表情を見てもお分かりであろう。
いつも以上にクシャクシャである。
それもそのはず仲間の中でも一番の釣果!!
たまらない瞬間なのだ。
ヘヘ・・・・

「岩魚釣り」。
それは考えつくされた繊細な道具で、より繊細かつ獰猛な魚体との一対一の真剣勝負。しかしその勝負に殺気は禁物!
いかに自然に溶け込み、人間臭を消すか。
それに加え、岩魚の生態を理解することが重要。
そのことが釣果を上げる近道である・・・・

あの「ゴリゴリ」とした引きの後に見せるあまりにも美しい魚体。
たっ!たまらん!!








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
*かわいい* (みつ)
2009-03-08 08:37:30
岩魚さん達と峰さん、なかなか可愛いです
またまた、ワイルドが増しましたねぇ~

多彩な才能をお持ちのようですが、なにが一番
好きなの

私は、ようやく現実に気持ちをシフトしてさらなる
自然への挑戦を考え中・・・
まぁ、私なりの小さな事ですが

では、また。

                 みつ
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ようやく現実に・・・・ (PJMINE)
2009-03-08 19:50:53
なに?
やっと現実に戻ったんですか?
駄目ですよ早くメルヘンから抜け出さないと・・・・
メルヘンは大自然にのみ通用するんですから・・・・
それよりも何よりもみっちゃんの「自然への挑戦」。
気になるな~

ちなみに僕の一番好きな事は!!
ありすぎて自分でも把握できません。
ではでは。
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