物怖じしない堂々とした試合運びには感服した。
昨日はNHK BS1で放送があったが、その内容は感動を覚えるくらい立派な内容であった。
これからも継続して頑張って、世界のトップに立ち続けてください。
おめでとう。
---/ 福井新聞記事より
バド・山口「1回勝っただけ」 無欲と謙虚さが強さの秘訣
(2013年9月23日午前7時03分)
女子シングルス決勝 苦しい体勢から懸命にシャトルを返す山口=東京体育館
また歴史を塗り替えた。山口が大会史上最年少で頂点に立った。世界を制した16歳は「すごい大会で優勝しちゃって、私なんかでいいのかな」と、照れくさそうに頭をかいた。
世界のトップ選手が集う国際大会で、大会史上初の日本選手同士の決勝対決となり、どちらが勝っても日本人初優勝。さらに最年少記録がかかるとあって、この日行われた各種目決勝の中、観客の視線を一身に集めた。
そんな中でも、山口は落ち着いていた。準決勝でロンドン五輪2位の世界ランク6位の中国選手を破り勢いに乗る打田でさえも寄せ付けなかった。第1ゲーム。「硬くなっていたようだった」という打田から一気にポイントを奪う。じりじりと差を広げ中盤以降の4連取で息の根を止めた。
第2ゲームは、4―8とリードを許し、先にインターバルを与えたが、「ちょっと決め急ぎすぎていた。急がず、奥までしっかり打つという基本的な動きをしよう」と冷静に対応。打田に「リードしていても劣勢に感じていた」と言わしめるほど相手の配球を見極め、自慢のフットワークからの球回しで逆転した。
「自分のミスは少なかったが、ラリーに持ち込んで相手のミス待ちだった部分もある」と淡々と振り返ったが「自分から決めに行く球もあればいいかな」とさらなる成長へ課題を口にした。
並み居る強豪を倒し、今後は追われる立場に立った。「まだ1回勝っただけ。おごらずに目の前の一試合一試合を勝てるよう頑張るだけ。挑戦者の気持ちで臨みたい」。どこまでも無欲で謙虚な姿勢に、強さの秘訣(ひけつ)がある。
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