いよいよイラン戦だ。C組をトップで抜けるためにも、もうひと頑張りする必要がある。了戒美子からのプレビューを紹介する。
まずは0-5で負けなければ決勝Tへの進出が決まる。ガンバレ!!トップで!!
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【U-19日本代表 vs U-19イラン代表 プレビュー】タジキスタンに圧勝、勢いをつけてグループリーグ最終戦へ! [ J's GOAL ]
●AFCユース選手権インド2006 グループリーグ グループC 第3戦
11/02(木)18:30キックオフ(日本時間)/スリーカンテーラヴァ スタジアム
U-19日本代表 vs U-19イラン代表
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タジキスタンに4-0の圧勝から一夜明け、選手たちはいつもどおり非公開練習に臨んだ。決勝トーナメントはほぼ手中といって間違いない状況。ただ、もちろん手から零れ落ちる可能性がまだ残っている。
下馬評ではグループ最強かと思われた次戦の対戦相手イラン。1戦目タジキスタンに3-1で勝利したものの、2戦目は北朝鮮に0-5と大敗。実力が計りにくくなってしまった。だからなのか、今日の選手たちからは勝利の余韻にひたっていたタジキスタン戦直後の表情は消え、タジキスタン戦前にも似た浮かれることもない、どちらかといえば淡々とした表情で宿舎へ引き上げていった。
多くの選手が心残りのコメントを発し、左サイドバック堤俊輔(浦和)にいたっては「後味の悪い試合」と話したタジキスタン戦。勝利することは出来、無失点で守り抜くことも出来たが攻撃面に課題を残したと多くは感じているようだ。タジキスタンの守備は前線から猛烈にかけてくるプレスがひとつの特徴。下手に低い位置でボールを回して奪われて攻撃されるリスクをさけ、前線へロングボールを入れ、そのセカンドボールの争いという戦い方を日本は選択した。そのため「ウラを狙いすぎ。もっとつなげると思う」と内田篤人(鹿島)、柏木陽介(広島)、前述の堤ら話を聞いた選手は軒並み口をそろえた。
だが、イラン戦はまた違った戦いになりそうだ。タジキスタンが長いボールを入れてくるカウンター型の攻撃をしかけてくるのに対し、次に対戦するイランは中盤でつないでくる。日本はそこに対してプレスもかけやすく「自分たちのサッカーをしたい」と吉田靖監督は語気を強めた。中盤で奪ってつないで崩して、という本来このチームが目指しているサッカーを展開しながらの勝利を得たいところだ。
前日練習はこれまで通り非公開で行われたが、内田篤人と伊藤翔(中京大中京高)がホテルから出ず練習を欠席。内田に関してはオーバートレーニング気味とのことで、休養の色合いが濃いようだ。伊藤は体調不良。これまでの傾向からいうと、復活までに数日を要するようで明日の戦力とは捉えづらい。「累積警告や負傷の状況も考えながら」スタメンを決めると吉田監督。センターバック福元洋平(大分)と、柳川雅樹(神戸)が1枚ずつイエローカードをもらっており、頭の痛い状況でもある。が、おそらく大きくメンバーをいじることはなく、勝利とグループリーグ1位通過を狙い試合に臨むに違いない。
目の前に見えてきた決勝トーナメント進出。だが、ここに来た目的がそのまだ先にあるということを忘れてはならない。5点差以上で敗れなければ、仮に0-4で敗れたとしても決勝トーナメント進出が可能。だが、5点差ではないが5失点は去年9月に東北選抜と、10月に韓国代表と2度連続して喫している。「0-5でイランに敗れないとも限らない」と吉田監督は我々にも、選手にも話している。あの苦い記憶が、ここで彼らのクスリとして機能するのであれば、あの敗戦も必要だったと言うことができる。そんな結果を待つことにしたい。
以上
2006.11.01 Reported by 了戒美子
まずは0-5で負けなければ決勝Tへの進出が決まる。ガンバレ!!トップで!!
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【U-19日本代表 vs U-19イラン代表 プレビュー】タジキスタンに圧勝、勢いをつけてグループリーグ最終戦へ! [ J's GOAL ]
●AFCユース選手権インド2006 グループリーグ グループC 第3戦
11/02(木)18:30キックオフ(日本時間)/スリーカンテーラヴァ スタジアム
U-19日本代表 vs U-19イラン代表
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タジキスタンに4-0の圧勝から一夜明け、選手たちはいつもどおり非公開練習に臨んだ。決勝トーナメントはほぼ手中といって間違いない状況。ただ、もちろん手から零れ落ちる可能性がまだ残っている。
下馬評ではグループ最強かと思われた次戦の対戦相手イラン。1戦目タジキスタンに3-1で勝利したものの、2戦目は北朝鮮に0-5と大敗。実力が計りにくくなってしまった。だからなのか、今日の選手たちからは勝利の余韻にひたっていたタジキスタン戦直後の表情は消え、タジキスタン戦前にも似た浮かれることもない、どちらかといえば淡々とした表情で宿舎へ引き上げていった。
多くの選手が心残りのコメントを発し、左サイドバック堤俊輔(浦和)にいたっては「後味の悪い試合」と話したタジキスタン戦。勝利することは出来、無失点で守り抜くことも出来たが攻撃面に課題を残したと多くは感じているようだ。タジキスタンの守備は前線から猛烈にかけてくるプレスがひとつの特徴。下手に低い位置でボールを回して奪われて攻撃されるリスクをさけ、前線へロングボールを入れ、そのセカンドボールの争いという戦い方を日本は選択した。そのため「ウラを狙いすぎ。もっとつなげると思う」と内田篤人(鹿島)、柏木陽介(広島)、前述の堤ら話を聞いた選手は軒並み口をそろえた。
だが、イラン戦はまた違った戦いになりそうだ。タジキスタンが長いボールを入れてくるカウンター型の攻撃をしかけてくるのに対し、次に対戦するイランは中盤でつないでくる。日本はそこに対してプレスもかけやすく「自分たちのサッカーをしたい」と吉田靖監督は語気を強めた。中盤で奪ってつないで崩して、という本来このチームが目指しているサッカーを展開しながらの勝利を得たいところだ。
前日練習はこれまで通り非公開で行われたが、内田篤人と伊藤翔(中京大中京高)がホテルから出ず練習を欠席。内田に関してはオーバートレーニング気味とのことで、休養の色合いが濃いようだ。伊藤は体調不良。これまでの傾向からいうと、復活までに数日を要するようで明日の戦力とは捉えづらい。「累積警告や負傷の状況も考えながら」スタメンを決めると吉田監督。センターバック福元洋平(大分)と、柳川雅樹(神戸)が1枚ずつイエローカードをもらっており、頭の痛い状況でもある。が、おそらく大きくメンバーをいじることはなく、勝利とグループリーグ1位通過を狙い試合に臨むに違いない。
目の前に見えてきた決勝トーナメント進出。だが、ここに来た目的がそのまだ先にあるということを忘れてはならない。5点差以上で敗れなければ、仮に0-4で敗れたとしても決勝トーナメント進出が可能。だが、5点差ではないが5失点は去年9月に東北選抜と、10月に韓国代表と2度連続して喫している。「0-5でイランに敗れないとも限らない」と吉田監督は我々にも、選手にも話している。あの苦い記憶が、ここで彼らのクスリとして機能するのであれば、あの敗戦も必要だったと言うことができる。そんな結果を待つことにしたい。
以上
2006.11.01 Reported by 了戒美子
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