キーボードを買いました。
FILCO Majestouch 2 S テンキーレス静音タイプ US配列 FKBN87MPS/EB2
英語配列のテンキーレスキーボードです。CHERRY MXの静音スイッチ(桃軸)を採用したキーボード。
私のキーボードの選考理由は、テンキーレスの英語配列、USBとPS/2のどちらの出力もできること(PS/2出力ができないとarduino pro microを使ったキーレイアウト切り替えができないのです)。そして、Aの左にctrlキーできること!・・・なんですけども・・・
何を勘違いしたのか、このキーボードもDIPスイッチでctrlキーとCAPSキーを交換できると思いこんでいたのですが、全くできず。FILCOのMajestouch Convertible 2をHPでみて、「Majestouchって、DIPスイッチでCtrlの位置を変えられるじゃん!」と思ってしまいポチってしまいました。
愕然として、捨てるかどうしよう?と思ったのですが、捨てるくらいなら改造してみようと思いました。
以後、改造の話になりますが、真似をする場合は自己責任でお願いします。
Majestouch2は、メカニカルキーボードなので、メンブレンや静電容量と違って、スイッチが並んでるだけですので、このつなぎ方を変えればいいんじゃね?と。検索したらこんなサイトが引っかかりました。
キーボードの配線をいじってみました!
http://www.swlab.cs.okayama-u.ac.jp/lab/nom/articles/emi-20171006-003857
キーボード届きました(その2)
https://y-naito.ddo.jp/index.php?id=1140305074
おぉ、やっぱり似たようなことをやっている人はいるんですね。
上の2つのサイトでは、CAPSキーと左Ctrlキーを入れ替えるため、CAPSキーと Ctrlキーの周りのパターンをカットし、スイッチを入れ替えるよう配線し直していますが、私はCAPSキーを全く使わないので、CAPSキーの周りのパターンをカットして、ctrlキーと並列につないでしまい、CAPSキーとCtrlキーのどちらを押しても、Ctrlキーとして動作するようにしようと思います。
では、早速開けましょう。
Majestouchは、フルキーボードはネジ3つ、テンキーレスは真ん中のネジ1つで止まっているようです。
早速保証シールを突き破ります。(キーボードを開封して30分で保証外に・・・)
ネジをはずじて爪を外していきます。私は、この爪外しように、まとめ売りしていたギターのピックを使っています。
とれました。ケーブル側にいくつかピックを差し込んで爪を外して、浮いてきたところをパリパリっとやれば外れました。
キースイッチ側のネジを外します。これと、F2の下辺りに2本あります。
基板側にキーの名前が書いてあってわかりやすいですね!
ではパターンをカット!・・・ってあれ?
CAPSキーの右の端子からはパターンはきれましたが、左が・・・パターンない!!パターンカットできない~。
ここで諦めるのも何なので、CAPSキーのキースイッチを外してみました。
右側(基板側からみると左側)の端子の周りにパターンがありますね。
他のサイトでみたように、多くのキーボードではパターンが全部キースイッチの反対側にあるようですが、これはキースイッチ側にもありました。
このCAPSキーの右ピンのパターンは右下へはSHIFTキーへ、真上にはTABキーへつながっているようです。
狭くてやりにくいですが、2箇所カットします。
あとは、配線します。縦に並行に2本あるのは、ctrlキーとCAPSキーを並列につなぐための配線。シフトキーからTABキーへ伸びている1本は、キースイッチ側で二箇所パターンカットしたために、シフトキーが動かなくなるので、それを治すための迂回ルートです。
あとは、3つのネジと止めて、蓋をパチパチっと止めたら完成です。
これで、Aのキーの横にCtrlキーになりました。
せっかく買ったのに無駄にならなくてよかった!
使ったもの:
ドライバー プラス1番
ハンダゴテ、ハンダ、ハンダスポイト(半田吸い)
ピンセット
ピック
ジュンフロン電線
ちなみに、どのパターンがどのキーにつながっているのかは、同じ会社製のキーボードでも結構違うみたいなので、自分のキーボードがどこにつながっているかは、パターンを見たり、テスターとかを使って確認してやっていましょう。
全部ちゃんと打てるかどうかを確認するサイトも便利です。
ちょっとしたキーボード故障チェック・テスト
https://anysweb.co.jp/keycheck/
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