駄目人間珈琲が繋いだ旧友との縁と互いの涙

『駄目人間珈琲』これは タイのレイジーマンコーヒーの生豆を私がアルルカンというバンドのダメ人間という曲を聴きながら ヘドバンしながら手網焙煎をするという YOSHIKIの「破滅へ向かって」に近い焙煎のコーヒー。売り切れました。

少し販売初めて 障害のある人へ無料提供しているコーヒーの敷金（主に送料）にしたくて。

そしたら、専門学校（保育科）の友達で一緒にバンドもやったり バカやったり 泣いたり笑ったり険悪になったりネズミ講に誘われたり…の四国に嫁いだ友達が「コーヒー買いたいけどおすすめある？」って連絡してきた。

びっくりした。友達というキーワードが今の私にはなかった。

「駄目人間珈琲とオリジナルブレンドが今はおすすめだよ」

って言ったら 2点購入してくれた。購入してくれた人は知ってるけど異常なほどのおまけ付きだから それはもう 私の作る オーガニック製品 から グッズ ドリップパック ドリップバッグ 蜜蝋ラップ 全て詰め込んで送った。手紙とともに。

友達から 連絡がきた。

「コーヒー届いてオマケ沢山でびっくりしたけど ミントコーヒー飲みながら手紙読んでたら涙が止まらなくて…会いたくなっちゃった」

私も 涙が出て身体が震えた。

焙煎は ちょっと緊張した。割りとオシャレなカフェ好きな人だから。

友達というカテゴリーでコーヒー購入は彼女が初めてだった。

ちょうど転職を繰り返して 精神的ダメージが酷く 私のコーヒーを注文して 飲みながら泣いてたのだ。 私のコーヒーは割りとそういうタイミングが多い。

しかも ちょうど届いたその週から 新しい職で介護の仕事につき、車椅子を押す練習をしていた。だけど 人間関係や新しい慣れない職場でメンタルボロボロだった。

偶然私は メディカルコーヒーと名付け コーヒーとハーブを組み合わせたバッグタイプをオマケにつけていた。

「次anaに会う時は 私はプロ級に車椅子押せるように頑張るから コロナ終息したら会いに行く！ 仕事もそれ考えて手紙持って頑張る！」と。

私は身体が不自由になったが 大変ではあるが 人間関係の悩みは ない。

人生の悩みは人それぞれで、ずっと晴れな人はいないし、ずっと曇りな人もいない。

旧友との再会が楽しみです。

ありがとう。駄目人間。

雨の日も 踊り続けよう。