以前着物生活をしていた頃、
今の着付け文化に疑問をいただいて、
そこから始まったのが江戸時代の着物自由研究でした😅
その時に
江戸の庶民はリサイクルで着物を手に入れるのが
当たり前だった
と、言うような文章を読みました。
絹の着物の話なのか、素材には触れていませんでしたが。
私も、以前着物にハマった時は
大半がいただきものか、リサイクルで購入したものでした。
庶民にとってのそれは、
着物の正しい入手法だったのか〜
なんて、1人納得したものです。
今、なんとかバトンって流行ってますけれど、
着物って、そうやって、
人から人へ、
バトンのように受け継がれていったものなんだなぁと、改めて思っています。
10年前に、たまたま私のところにやって来てくれた
藍大島。
この着物が着やすくて大好きで
当時良く着ていました。
元の持ち主の方も
良くお召しになっていたのでしょう。
生地が柔らかくなっていて
しっとりと身体に寄り添うような着心地になっていました💕
けれど、胴裏が流石に染みがたくさんになっていたのです。
いつか、洗い張りに出して仕立て直してもらおうと思いながら、10年が過ぎてしまいました💦
今回ようやく💦💦
自粛でキャンセルになった旅費代を
洗い張りにまわしましたよ〜
私から、いつかどなたかに
また人を介してバトンのように
渡って行ってたらいいな。
大好きなこの藍大島が
お次の方にも可愛がってもらえますように…
そんな気持ちで洗い張りに出しました。
木綿着物は毎日着て洗って
1代限りのものかも知れませんが
絹の着物は、バトンを今受け取って私の手元にあるんだ…
そんな風に思って、付き合っていきたいな。
…って事は…
たくさんの正絹の着物のお手入れが行き届く経済力がないわ💦💦
やっぱり、手元に置くものは限定して
あとは、里親探しみたいに持ち主になってくださる方を探して行く方がいいのでしょうかね😅
なんにしても、
手元に戻ってきて、袖を通す日が楽しみです💕
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