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夏の記憶 加賀白山

2024-10-04 03:32:27 | 日記

 はや夏の思い出になったが、7月中旬の加賀白山。大雨続きの頃で、私たちにはこの山は遠かったが今回は登山日の1日半を巡らせてくれた。フェリーで泉大津港から早朝の高速道路に入ると猛烈な雨で、渋滞するほど。だが天気図を見つめ続けるうちに、北陸沿岸の前線の一部にくぼみができ若干南下。そこに小さいながら移動性高気圧が侵入してくる模様。私たちはニンマリとして、「大丈夫、山は晴れ」と。登山口・別当出合には予定を一時間遅れだったが曇り、山はガスに隠れていた。登るに従い薄日が差し、山腹の雲は徐々に上がって。室堂には夕食の終わり間際に何とか滑り込んだ。そして深夜には満天の星空、天の川が烟るほど。

 翌朝は快晴の元で御前峰から大展望(写真)、北側の剣ヶ峰のかなたには雲海。天上のお池めぐりをし、そそくさと下る気もなく、ハクサンシャクナゲを愛で、暑くなった日差しの中をトンビ岩から南竜荘コースを下る。南竜道から砂防新道に戻り休み休み下る。昨年は線状降水帯発生で通行止めのため南の大台ケ原、大峰に転進した。その前の二年はコロナ禍で断念したものだ。


今日の宝満山

2005-10-17 02:10:06 | つれづれ
 山頂からは九重が見えた。硫黄山の噴煙がまっすぐに立ち昇り彼の地も穏やかそう。三俣山、大船山もはっきりと識別できる。その手前左側には英彦山、鷹ノ巣、犬ヶ岳、そして右には津江の山、渡神岳、釈迦・御前山など。数日間の曇りがちの天候の後の好天候が幸いしたのであろう。高気圧の中で、ちりが払われたという感じ。くっきりと眺められるのだ。
 写真を撮りながら傍に座り込んでいた青年にそれとなく話すと、彼はすでにそのことを知っていた。英彦山のことから切り出したのだが、即座にその山容を言い当てたので内心驚いた。その山の特徴を言い当てたので、だいぶまじめに登っていることが察せられた。単独行のようだったが、それでほっとした。私が動き回っていたので、会話はそれきりになったが、もう少し山の話をすればよかった。顔も見ずに話していたものだから印象もないが、ちゃんと登っている人たちがいることを大事にしたいものだ。


「生と死の分岐点」

2004-08-11 11:30:24 | 山の図書館
ピットシューベルト氏の著、訳・黒岩 健。山と渓谷社刊。


北鎌尾根

2004-08-08 01:48:08 | 山行
8月2日から5日にかけて北アルプス・槍ヶ岳の北鎌尾根に行きました。メンバーは総勢6名、あだると山の会、マップ山の会のメンバーとの合同パーティ。
一日目、博多をたち名古屋、松本を経由して穂高駅。中房温泉までバス。中房温泉泊り。
二日目、合戦尾根を上る。三急登のひとつといわれるが、そんな印象もなく、3時間で燕山荘着。稜線にあがると、穂高以北の山並みを一望にする。こんなにきれいに見渡せられるのもめったにないことでは、というほどの天候。ともかく高瀬川流域をはさんで全部見える。冬期小屋の先のピークで昼食。それからはなんというか、稜線漫歩の雰囲気で、のどかだが、わたしたちの視線は行く手にすっくと立つ槍ヶ岳と手前の北鎌尾根に釘付け。何しろ全貌が見える。