安倍内閣ではじめての通常国会、施政方針(1月25日)では、あらためて、首相の会見への姿勢が強く表明されました。
(演説のテキストは、こちらから
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/36557/)
まず、最初の「はじめに」部分から。
安倍首相は、日本国憲法が世界の変化から時代遅れになっていることを言いました。
「私は、日本を、21世紀の国際社会において新たな模範となる国にしたい、と考えます。
そのためには、終戦後の焼け跡から出発して、先輩方が築き上げてきた、輝かしい戦後の日本の成功モデルに安住してはなりません。憲法を頂点とした、行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組みの多くが、21世紀の時代の大きな変化についていけなくなっていることは、もはや明らかです。我々が直面している様々な変化は、私が生まれ育った時代、すなわち、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が三種の神器ともてはやされていた時代にはおよそ想像もつかなかったものばかりです。
今こそ、これらの戦後レジームを、原点にさかのぼって大胆に見直し、新たな船出をすべきときが来ています。『美しい国、日本』の実現に向けて、次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる新たな国家像を描いていくことこそが私の使命であります。」
次に、安全保障問題です。首相は、「『世界とアジアのための日米同盟』は、我が国外交の要」と、日米同盟の強化を言った上で、次のように、集団的自衛権の行使にむけて、憲法との関係を問題にしています。
「世界の平和と安定に一層貢献するため、時代に合った安全保障のための法的基盤を再構築する必要があると考えます。いかなる場合が憲法で禁止されている集団的自衛権の行使に該当するのか、個別具体的な類型に即し、研究を進めてまいります。」
そして、三番目が、最後むすびです。上のような、問題から改憲を進めるために、改憲手続き法案を、今国会で成立させることを、強く求めています。
「新しい国創りに向け、国の姿、かたちを語る憲法の改正についての議論を深めるべきです。『日本国憲法の改正手続に関する法律案』の今国会での成立を強く期待します。
(演説のテキストは、こちらから
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/36557/)
まず、最初の「はじめに」部分から。
安倍首相は、日本国憲法が世界の変化から時代遅れになっていることを言いました。
「私は、日本を、21世紀の国際社会において新たな模範となる国にしたい、と考えます。
そのためには、終戦後の焼け跡から出発して、先輩方が築き上げてきた、輝かしい戦後の日本の成功モデルに安住してはなりません。憲法を頂点とした、行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの基本的枠組みの多くが、21世紀の時代の大きな変化についていけなくなっていることは、もはや明らかです。我々が直面している様々な変化は、私が生まれ育った時代、すなわち、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が三種の神器ともてはやされていた時代にはおよそ想像もつかなかったものばかりです。
今こそ、これらの戦後レジームを、原点にさかのぼって大胆に見直し、新たな船出をすべきときが来ています。『美しい国、日本』の実現に向けて、次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる新たな国家像を描いていくことこそが私の使命であります。」
次に、安全保障問題です。首相は、「『世界とアジアのための日米同盟』は、我が国外交の要」と、日米同盟の強化を言った上で、次のように、集団的自衛権の行使にむけて、憲法との関係を問題にしています。
「世界の平和と安定に一層貢献するため、時代に合った安全保障のための法的基盤を再構築する必要があると考えます。いかなる場合が憲法で禁止されている集団的自衛権の行使に該当するのか、個別具体的な類型に即し、研究を進めてまいります。」
そして、三番目が、最後むすびです。上のような、問題から改憲を進めるために、改憲手続き法案を、今国会で成立させることを、強く求めています。
「新しい国創りに向け、国の姿、かたちを語る憲法の改正についての議論を深めるべきです。『日本国憲法の改正手続に関する法律案』の今国会での成立を強く期待します。