おむらいすの稽古場日記

「楽しいをつくる」をモットーに活動中♪
お稽古場のレポートや、公演の報告、事務所の面白ネタなど書いてます☆

テンションの高い稽古

2015-03-06 19:49:41 | たまごファーム
私のレッスンではしばしば、笑いの世界に逝ってしまう子が多い。

と、言う事を最近子ども達から聞いて知った。

他の先生の時間ではそんな事ないらしい。

子ども達も「笑かされる」と思うと、自然とツボが浅くなってしまうのだろう。
「そんなに!?」って言う位ちょっとした事で笑ってくれるので、
つい私もうれしくなってたくさんかましてしまうのだ。



ある日のたまごファームお稽古。

この日は『声による表現』というのを大真面目に講義していた(ほんとです!)

この子の声はどこに響いているねとか、どこを使うとこんな声が出るねとか、
一人ずつ前に出てきてもらって検証していた。


応用編として、最近すっかり硬派になってしまったなぎさちゃん(中2)に、
『アイドル風』を演じてもらうことにした。
彼女はとても強い声の持ち主で、誰よりもしっかりと音程を取って歌う事ができるのだが、
いかんせんちょっと声が固い。
ので、自分の苦手な役を演じてもらう事で、自分の苦手な声を出してもらいたいと思ったのだが・・・



「え~!ちょっと待ってくださいよ~!」
と照れちゃってなかなかできないなぎさちゃん。

すると、昔は超照れ屋さんでママのうしろに隠れて出てこなかったみうちゃん(中3)が、
突然「やらなきゃダメでしょ!!!!」と大きな声で言った。

これには全員驚き&爆笑。



アイドルの真似が大得意のちーちゃん(中1)にデモンストレーションしてもらいながら、
なんとかなぎさちゃんの意外な一面が見れた・・・のかな?(笑)


たまごのお稽古で何度となく言っている言葉。
「恥ずかしい」って言う気持ちは自分を守るものだけど、
表現する上で「恥ずかしい」って感情は邪魔だよね?

失敗したくない、とか、カッコ悪いとか思ってしまうと恥ずかしくなってしまうけど、
どれだけ真剣に勇気をもって向き合うかって事が、上達への一歩だと思うのです。

4月の公演に向けて、それぞれがもっともっと一皮むけてくれるといいなあ・・・
と思う先生なのでした。


おりえ

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