草花 生き物 本のことなど

家族の介護のため自由に外出できる日は少ないのですが、たまに出かけたらお出かけ記録を。それ以外では日々のことを

雑記つめ合わせ

2025-02-09 13:38:00 | 日常


うちの多動な文鳥は水を飲むにもわざわざ犬神家を思わせる逆さまスタイルになる。


甘えん坊で手の中にいると突然おとなしくなる。そしてこの子は他の個体と比べて羽毛が多いのだけどクチバシ周りだけよくハゲる。


席を譲ってほしくて待っている白い後頭部。



酷いニュースを見た。どこにでもいてたくましく生きている彼らが私は大好きだ。被害に遭った中には他の小鳥もいるそうだ。泣いた。それから真っ黒な感情でいっぱいになる。署名を募っていたので行き場のない感情をぶつける勢いで賛同した。

唐突に暖房の話。寒くなる前にプロにエアコンの掃除をしてもらい、これで暖かく過ごせるぞ、ナイス私!と思っていたのに効きが悪い。設定温度を相当上げなければならず電気代のことを考えて八の字眉になる。

もしかして巷間でよく話題になっているサーキュレーターというやつを使ったらこの状況は変わるのか…?一か八か、でも頼むよ!!の気持ちで購入。

対角線上に置き上向きに風を送れとのこと。やってみた。すべて解決した。私だって暖かい空気が上に滞留することくらいは知っていたから風向きを下にしてはいたけどそれでは全然ダメだったのに、サーキュレーターの空気かきまぜ力ときたらどうだろう。巷間で耳にした有益な情報は試してみるものだ。

心を込める

2025-02-05 01:08:00 | 日常
先月旅立った愛鳥2羽のために何かしようと薬師寺さんへ写経の用紙を申し込んであった。そこへまた具合の悪い子が出てしまい、てんてこまいをしていたのでまだ写経をできずにいたのだけど今日ようやくできた。




※1枚目と2枚目は用紙がつながっています。
※お手本に重ねて書いています。私はこのような達筆ではありません。

最後の行の『為』とある所にはお願いごとを書くことになっている。元々は供養の為に申し込んだ用紙だけど、旅立った子、闘病中の子、元気いっぱいの子、みんながそれぞれに幸福でいてほしいという願いで書いたのでその通りに記した。1枚で願いすぎだろうか。また写経しますので何卒…

家に仏壇があり欠かさず手を合わせるものの特にどこかの宗派に篤い信仰があるというわけではない。でも小さい頃に「仏さまが見てはるよ」とよく言われたので日常に根付いた信仰心のようなものはある。

本当に困ったり辛かったりするときは「お母さん」と自然に口をついて出る。子どもの頃に亡くなった母がいつも心にあるからだと思う。


その母と薬師寺にて。

今日も闘病中の愛鳥はおかゆをがんばって食べてくれて、普段の餌を自力で啄んでもいた。昨日よりほんの少しだけ元気になったような気がする。そのほんの少しでもうれしい。ゆっくりでいいから回復してほしい。

今日の元気チーム。これは餌箱に入れている餌ではなくおかゆに使う栄養たっぷりの粟玉なので、元気な子が食べると栄養過多になりかえって良くないのだけど美味しいのを知っていて欲しがるのでちょっとだけあげる。


大満足。

今朝は高い空を行く小鷺を見た。水色の空に白い翼を透かしてすーっと飛んでいく姿を見るといつもハッとするようなドキッとするような感覚がする。

あまりに美しく神々しいから。鳥はすごいなあ、これだから鳥が好きだなあと飛び去ったあともしばらく空を見ていた。

また入院患鳥が

2025-02-04 00:44:00 | 日常


こうして30℃前後の温度を保っています。

「がんばってるよ」

ケージに付けているデジタル温度計を見て家族が「テレビみたいでかわいい」と。言われてみれば…ますます入院患鳥という感じ。テレビカード式かな?

…などと書いていられるのも少し状態が回復したから。この子はうちで孵化した5羽きょうだいのうち今も生きてくれている1羽。そして先天的に左目が見えなかったため私が赤ん坊を育てるような気持ちで大事にお世話をしてきた子。この子も私を信頼してくれている。

先月きょうだいが立て続けに2羽も旅立ってしまいこの子は何とか長生きしてほしいと願っていた矢先、様子がおかしい。食欲がなく眠りがちで遊びたがらないという黄信号が前触れもなく点灯。 

この子までいなくなったら私はもう立っていられなくなる。先の2羽のこともあえて現実味を感じないようにしてやり過ごすことで何とか日常を送っているのに。

ワンオペで家族2人の介護、自由がきかない毎日で泣くこともあるけどまた笑えるのは文鳥たちの存在に負うところが大きく、中でもこの子とは心のつながりが深く特別なのだ。それなのにもし今また喪ってしまったら自分がどうなってしまうか自信がない。

それに何だってこれでもか、これでもかと辛いことが続くのか。なぜって、理由はないのだ。知っている。こちらの事情を慮って手加減してくれるほど人生は甘くない。それにしても。 (多頭飼いだが感染症が広がっているというのでもない。そうした症状はみられない) 

とにかくできることをしなければ。旧Twitterで文鳥の漫画を描いておられる方が豊かな経験から作り上げた病鳥のためのおかゆレシピを公開してくださっているので、材料の買い出しに自転車を飛ばす。


これが病鳥のためのおかゆ。栄養満点。こちらが本家のレシピです→ https://x.com/ingwaz_/status/1311582856980750336?s=46&t=9EH3ZXml1AXaKzmRTKhsWA




レシピ内にあるこの商品は即日入手というわけにいかないので常備するのが望ましいのですが、一刻を争うときに手元にない場合もあると思います。


私は今日のところこちらで代用しました。どこのペットショップでも手に入りやすいので届くまでの代用品にするといいのではないでしょうか。


いかにも頼りなく、すぐ目を閉じてしまう子を起こしながら少しずつクチバシへ運ぶ。1回で食べられる量が少ないので時間を開けて何回も作り食べてもらう。

これをくり返していると、おや?おかゆを食べる前より明らかに生気が感じられるようになってきた。えらい!うれしい!がんばれ、がんばれ!!このおかゆレシピを公開してくださっていた漫画家さんへの感謝でいっぱいになる。

明日も入院ケージのそばに張り付いてケアをする。どうか良くなりますように。



元気チームの様子も。「ん?」


「んんん?」

何がそんなに不思議なのか知らないけどかわいいね。

おにぎりの微笑

2025-01-23 12:57:56 | 日常


にこっ


うふふ 

三角になってくつろいでうれしそう。この子はうちで1番歌をうたうのが好き。

ペットショップですでにヒナから若鳥に成長しつつあり、羽毛の生え変わりのためボサボサしていた。

でも自分で作曲したばかりの求愛ソングを胸張って熱心に練習している姿が心を打ち「連れて帰ろう!」とその場で決めた。

うたうことが好きなら聴くのも好きで音楽にはじっと耳を傾ける。今日は少し早いけどひなまつりの歌をうたって聴かせた。

「よく似た官女の白い顔」のところ、子どもの頃は「よく似た感じの」だと思っていた。童謡の多くは語彙の少ない子どもの頃に覚えているから長らく勘違いをしている人は多いんじゃないだろうか。

「主は来ませり」なんて子どもが分かるはずもなく「シュワキマセリ」とは何だろうと大人になるまで謎だった。

大人になった今、童謡には良い歌詞が多いなあとしみじみとする。文鳥にもこのしみじみが分かるだろうか。

脈略のない日記

2025-01-16 00:00:00 | 日常
ブログを始めてみるとバタバタしていて書けなかった日は何か取りこぼしたような気になる。と、まだ始めて間もないのにいっぱしのことを思っている。それに取りこぼして困るほど特筆すべき出来事もないのだけど。



改めて文鳥の正面顔はかわいいと思う写真を撮った。



家族を病院へ連れて行った帰り。モノレールの1番前に陣取ると小鼻がふくらむほどワクワクする。

連れて行ったのは初めてかかる病院で(かかりつけ医とは別の診療科目だったので)どんな所かなと少し不安があったのだけど、レントゲン技師さんや療法士さんが家族の状態によく理解を示してくださってうれしかった。



これまで見てきた中で最大のさつまいも。左が普通サイズ。オーブンで焼き芋にしてみる。あんまり大きいので味の見当もつかなかったけど食べてみたら甘くておいしかった。



昨年から有料会員となったオーディオブックのアプリが2024年の振り返りを見せてきた。聴いた本の表紙が置かれた画面はどういう理由でこのチョイスなのかよくわからない。全然好きでなかった本も入っているのでぼかし加工をした。


上橋菜穂子さんを1番長く聴いたらしい。確かに2024年は上橋菜穂子さん再発見イヤーだった。


それは聴きすぎだろうと思うけど私は眠るときもオーディオブックをかけながら眠り、時々タイマーを忘れて流しっぱなしにしてしまうため、その時間も含まれているものと思われる。ただ11月はつづきが気になって仕方ないミステリを聴いていたからというのも理由のひとつかもしれない。

オーディオブックというものについてはシリーズ「2024年の振り返り」でも書こうと思っている。日常に取り入れてみて発見したことなどを。

ここ数日のその他

○友達からメッセージが来たので家族を病院へ連れて行くところだと返すと、ねぎらいにドーナツチケットをSNSで送ってくれた。家族喜ぶ。友達ありがとう。

○病院でかなり時間がかかり皆が腹ぺこの極みに達していたため、ショッピングモールで昼食を取る。私は天丼とミニざるそばのセットにした。何度も「おいしい!」と言ったほどおいしかったけど店員さんが許容範囲を超えて威圧的かつ横柄だった。何か嫌なことでもあったのか。

○昼食後、友達がくれたチケットでドーナツを買う。家族はうれしさのあまり病院での疲れも吹き飛んでいた。ドーナツ屋さんは夢も売っている。

○永眠した文鳥の空っぽのケージへ、つい目をやってしまう。いないとわかっていても習慣で。寂しいと痛烈に感じるのはこういうとき。