Tricaster40とRCAケーブル|動画の学校 -11
RCAピンケーブルラインケーブルみたいなところの話になってくると、
トライキャスターの40というのは、実は結構面白いケーブル類がつながっています。
たくさんあるように見えて実は、4入力しかないんですよという話ですね
この中で4入力と言いつつ、映像に関して4つの映像これが3つの端子でもって
YPbPr、要するに色の、白黒の信号とそれから色差の信号がPbPrという形でもって色差信号が出てるという形、
いわゆるベータカムコンポーネントと言われるような感じなんですけども
そういう信号の3本の映像のケーブルを、4つ刺すということができるような製品になっています
そこに対して、音はどうなっているかということになると
音に関してというのも入力のところに関しては
まず映像に対してですけども入りのところのRCAに対しては1個ずつなんですね
ワンセットの音の入りそれからワンセットの音の出があります
映像に関しては要するにアウトが2系統あります。
という形の製品になっています
いわゆる映像と音がバラバラでケーブルがそれぞれマルチのケーブルでコンポーネントになっていますよ、というところが、ちょっと一昔前の製品ということになります。
コンポーネント信号
コンポーネント信号下は、Y信号、Pb信号、Pr信号 というような形で流れています
この中で面白いのは、Yの信号というのはいわゆる白黒の信号になるんですね
白黒テレビの状態はY信号だけで見ることができます
Pb、Prに関してというのは青系のものと赤系のものYの信号、白黒の普通の信号なんですけど、それ自体をグリーンだよ
ということに定義付けをして、その色差を組むというようなすごくトリッキーなことを実はやっています。
実はケーブル延長したときに、Y信号は劣化しにくいんですけどもPb、Pr信号はちょっと劣化しやすい、というような癖もあります
こういう状態で3本のケーブルを扱うというのは遠距離に長く持っていこうとすると非常に難しかったという時代がありました
このままだといろいろ使いにくいのでコンバートするということでこういうようなコンバータで、
HDMIにしたり、DVIにしたり、もしくはDVIの信号をRGBのYPbPrのコンポネント信号にしたり
というような形でさまざま信号の変換をしてトライキャスターの今この40ですけど中に取り込めるようにするというような工夫が必要な時代がありました