久しぶりにアップします。
このたびは、西武秩父駅前温泉祭りの湯を設計という立場でお手伝いさせていただきました。
オープンまで当初の計画から3年かかりました。
観光地の温浴施設として観光の帰りに寄る施設という位置づけで考えていましたが、観光の目的となる施設というご要望もあり今回の設計となりました。
3700㎡の施設ですが、大きく分けて、お土産コーナー、フードコート、温浴施設の3つから成り立っています。
FFEは乃村工藝社が担当しています。
初めて乃村工藝社様とは一緒に仕事をいたしましたが、コンセプトづくりから実際のデザインなど非常に勉強になりました。
温浴部分でこだわったのは、やはり借景です。
秩父といえば武甲山。露天からの眺望を大切にしました。
もう一つ、今後の新機軸となりうるカプセルホテルを設けました。
観光地というからだけでなく、実際はビジネスユースを見込んでいます。
ビジネスホテルでいえば、ドーミーインが人気があります。
理由は、温泉があり露天付きの浴場が屋上にあるということです。
もう一つ朝食ビュッフェもレベルが高いからだと思います。
スーパー銭湯に宿泊したいというビジネスマンは意外に多いのです。
今後場所によっては、カプセルホテル付スーパー銭湯の可能性を考えた方がいいと思います。