開催できますように
願いを込めて・・第2弾
2月27日(土)は「手話で楽しむおはなしかい」の予定です。
・・・ねぇ。
5月5日の手話の日に
手話に関する本を紹介していますので
そちらもご覧ください。
小指のおかあさん
玉田 さとみ/著 ポプラ社 2011年
次男が1歳9ヶ月で耳が聞こえないと診断さた著者。
子どもを育てていく中で、従来のろう学校での教育方法に疑問をいだき
手話で育てていくことを選びます。
そして、日本で初めて日本手話で教育する学校の設立に関わります。
品川区にある「明晴学園」です。
手話を生きる -少数言語が多数派日本語と出会うところで-
斉藤道雄/著 みすず書房 2016年
明晴学園の日本手話による教育から見える、手話とろうの豊かな世界。
これまでのろう教育の歴史やさまざまな問題点
手話という言語、それを母語として生きる人々
知らないことがたくさんあり、まず知ることからですね。
日本手話のしくみ 文法が基礎からわかる
岡典栄・赤堀仁美/著 バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター/編
大修館書店 2011年
デフ・ヴォイス 丸山 正樹/著 文藝春秋 2011年
ろう者を親に持つ聴こえる子どもをコーダといいます。
両親と兄がろうのコーダがこの物語の主人公です。
17年前の殺人事件の真相を追うなかで、
ろう者やその関係者などが抱える様々な問題を
丁寧に描き出しています。
本作の続篇に東京創元社から『龍の耳を君に ーデフ・ヴォイス新章ー』(2018年)
『慟哭は聴こえないーデフ・ヴォイス新章ー』(2019年)があります。