お知らせしたとおり
本日は手話に関する本を紹介します。
ハンドトーク ジラファン
門 秀彦/作 小学館
コミュニケーションをとる方法は、ことばや声だけじゃない。
おしゃべりが苦手なマールと不思議な動物、ジラファンたちのお話。
手で笑おう 手話通訳士になりたい
アン・マリー・リンストローム/著 枇谷玲子/訳 汐文社
スウェーデンの手話の発展に尽くした女性の実話。
ゆびもじえほん
全国手話通訳問題研究会/作 見杉宗則/絵 クリエイツかもがわ
「ゆびもじ」は手話であらわしにくい名前や地名、新しいことばなどを表すときに使います。
たのしく指文字が覚えられる絵本です。
以前も紹介しましたが
「あそんでおぼえる手話」シリーズ こどもくらぶ/編・著 江副悟史/監修
(1) はじめての手話
(2) 手話げきにチャレンジ
(3) 手話であそぼう クイズにチャレンジ
(4) 手話であそぼう みんなでゲーム
(5) 手話ソングをたのしもう
こちらも楽しく手話が覚えられます。
監修の江副悟史さんは、NHKみんなの手話のスキットに登場。
ろう劇団で手話狂言の舞台や、手話弁士、
コメディーを中心とした手話による演劇グループ「男組」での公演など
さまざまな活動をされています。
一緒に手話でたのしむおはなしかいを実施しているろうの方が
手話は言語であるということを知ってほしいと言っていました。
ちなみに法的には・・・
国連加盟国の中で
憲法で明確に手話言語をろう者の言語であると
一番最初に制定したのは、ウガンダです。
1995年9月22日に採択、10月8日に公布されました。
2006年国連総会で障害者権利条約が採択されました。
この条約の第二条の言語の定義に「手話」が含まれています。
この権利条約は2014年に日本も批准しています。
また障害者基本法 第3条 3項に「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。」とあり手話が明記されています。
都道府県や市町村で定める
手話言語条例がありますが
手話言語法の制定が求められています。
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