今日は鰤の日だとか。
今が旬のブリ
ブリの漢字には、師走(12月)の師が入っていて
20は2(ぶ)0(り)と読める!?
ということで、鰤の日。
FM長野の番組中に提唱されたそうです。
長野で鰤??と思って調べてみると
こんな本がありました。
鰤のきた道―越中・飛騨・信州へと続く街道 松本市立博物館/編 オフィスエム 2009年
富山湾で水揚げされた鰤は出世魚として珍重され、
保存用に塩漬けした天然ぶりは旧飛騨街道を通り松本方面へと運ばれました。
越中と飛騨、さらに信州を結ぶこの交易ルートは、江戸時代から「ぶり街道」と呼ばれていたんですね。
飛騨地方ではこの“塩ぶり”は年越しには欠かせない縁起物の1つだそうです。
大磯では古くから漁業が行なわれてきました。
その中でブリの定置網漁は、大正3年に鰤大敷網が設置され、
昭和10年ごろまで活況を呈していたようですが、昭和42年ごろ廃止となりました。
大磯の鰤漁については、こちらの資料をご覧ください。
『大磯町史』11別編ダイジェスト版 おおいその歴史(大磯町 2009年)
「ブリ定置網漁の興隆」
基本の1冊です
『大磯町史』7通史編 近現代(大磯町 2008年)
漁獲量や新聞記事など詳細がわかります
『大磯の今昔』自家版(鈴木昇/著 1998年)
「漁業組合と鰤敷組合と丸越と相模漁業のこと」
『郷土誌 北下町』自家版(関野秀雄/編著 1980年)
「ぶりしき事務所(元)」
『湘南のすたるぢぃ in昭和』古き良き昭和のトピック80話
鎌倉 藤沢 茅ヶ崎 寒川 平塚 大磯 二宮 湘南のまち(神奈川新聞社湘南総局/編 神奈川新聞社販売局 2010年)
「ブリの大漁、今は昔」
『大磯町史研究』第2号(大磯町 1993年)
「対談 大磯の海とさかな」
『創設50周年記念誌 ぶり定置網と研究会活動記録』(神奈川県定置漁業研究会 2004年)
相模湾のブリ漁について
『大磯の鰤大謀網について』(矢澤邦治/著 神奈川県地域史研究会 1987年)
『大磯町の今と昔の写真』自家版(飯田福信/著 2003年)
「海岸部」7.大磯海岸鰤引大漁の光景