先日、図書館で書庫にある本を借りたくて
取ってきていただくのを待っているとき
新しい本のコーナーで見つけた本
プロから学ぶ修理ずかん モノに対するすてきなキモチを育てよう! 1 こわれたら
フレーベル館 2020年
ほー、と思って手に取って、ちょっと中を見てみたら・・・
知っている人が!!
本の修理が載っていて、
東京都立中央図書館の眞野節雄さんが先生でした。
大きなおうちで本の修理の講習会を開催したことがありますが
その時の講師が眞野さんだったんです。
講習会の様子はこちら → 資料補修研修会
東日本大震災後、被災地の図書館で本の被害も大きく
そのレスキューのために日本図書館協会で本の修理の講習会が開催され
そこに参加した受講生たちが、被災地支援に向かったのでした。
私もそこに参加し、眞野さんとのご縁ができ、講師をお願いしました。
どのように本を修理するのか、わかりやすく説明されています。
一番大切なことは、壊さないようにすることですが
自分の本が万が一壊れてしまったら、大事に修理してみてください。
最近また話題になっていますが
破れの補修にセロテープ
図書館の本には絶対に貼らないでくださいね。
劣化も早いですが、劣化するとフィルムがボロボロになって剥がれます。
きれいになくなればいいのですが、黄色く跡が残ってしまい、ベタベタしていることもありますね。
図書館で貼っているのは、セロテープではありません。
図書館の本を破ってしまった、壊してしまった、
そんな時はそのまま持っていき、ごめんなさいをしましょう~。
この本には、ほかに
コップ、いす、つくえなどいろいろなものの修理がでています。
壊さないようにするにはどうしたらいいかなということもでていますので
読んでみて、ものを大切に使ってください。