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いそまる読書会『白州正子自伝』

いそまる読書会『白州正子自伝』

 

2021年2月『白州正子自伝』読書会を予定しておりましたが、コロナ禍で中止になりました。11月25日(金)はその時申込み頂いた方にお集り頂き読書会を開催しました。

 

まず最初にコーディネーターの石井さんから、白州正子の年譜はじめ資料を基に説明がありました。

 

父方の祖父が樺山資紀伯爵、母方の祖父が川村純義海軍大将で4歳の頃から能を習う。

14歳で米国留学18歳で帰国、19歳で白州次郎と結婚一時期大磯に住む。戦禍をのがれて鶴川の武相荘へ引っ越す。

青山二郎や小林秀雄等一流の文化人との交流を深める中で、お金に不自由なく、高等遊民のように、興味の赴くままに、日本古来の良いものを再発見。『かくれ里』『能』等で文学賞受賞。84歳で没。

その後参加者から本を読んでの感想を語っていただきました。

 

* 昔から白州正子が好きでよく本を読んだ。共感出来て興味深く読みました。

* 親類に、昔白州次郎とGHQで一緒に働いたという祖父の従兄弟がいて白州正子に興味を持ちました。

* 『かくれ里』を読んで天皇家の歴史や万葉集の歌等に詳しいことに驚かされました。

* 『白州正子自伝』の冒頭部分-正子の祖父が幕末薩摩藩の示現流の使い手で一刀で首を切り落としたと

  いうエピソードからスタートしていることに、白州正子のこだわりが感じられる。

  白州正子が人気があるのは、集中して昔の事を良く調べ勉強している。文章が読みやすい。

  『かくれ里』で文芸的な評価を受けたところにあるのではということでした。

 

   参加者5人

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