東京こころ

心のこえ

我が?軍の実態

2015-04-09 | Weblog
東京新聞4月8日”こちら特報部”より抜粋

”自衛隊員の本音”

*海上自衛隊下士官20代
 (18歳で入隊)
  「入隊動機は、
   スーツ着たくなかったし資格取れるって聞いたから
   18歳の時は戦争なんて想像してない
   学校、部活、バイト、恋愛とかで忙しい
   ライン返すのも大変で
   新聞なんか見ないし
   専守防衛とか安保とか考えたこともなかった」

*筆記試験では”名前を書いただけで入った”と豪語する
 元は金髪ホスト風だった隊員
  「入隊から数年間は死ぬほどつらかった
   四六時中揺れる船の中でしごかれ
   上官に”ゴミ”とののしられ
   何度も失神した

   次第に責任ある仕事を任され
   最初は体つくって金ためて
   資格取ったら辞めようと思っていたけど
   今は重宝されているから当分辞めないかな・・」

  「隊内では、国の動きに興味のない人が多い
   警察官や消防士は普段から市民と触れ合う機会が多いから
   自覚のある人も多いだろうけど
   自衛隊は外の世界を知らないから
   戦争するなんて意識も希薄」

  「戦争になったら隊員を辞めるという人はけっこういる
   海外出た自衛官が死んだりしたら
   三分の一も残らないのでは?
   楽だから自衛官やっている人は
   みんな辞めちゃうと思う」

そして海外派遣の指令があったら
「危険でも行かなきゃいけない
 仕事に対する誇りを持ちたい」


*戦争に行くなど考えていなかった30代陸自一尉
   「自衛隊でしか知りえない国際情勢について
    見分を広められる、
    厳しい環境で心身を鍛えられると漠然と考えた」

   「海外の戦闘で自分や同僚が命を落とすかもしれない
    と言うところまでは想像力が至らない」

   「射撃訓練はここ1~2年防弾チョッキを着てやる決まりになった
    戦場と同じ条件に慣れさせる狙いがある」

   「フェイスブックやツイッターなどは
    やらないようにという強い指導がある」

   「安保関連の新書などを読んで勉強するのは
    百人のうち数人
    酒やギャンブルとかの方が関心が強い
    難しいことは考えていない」

 今首相に言いたいことは・・
   「首相の判断で隊員の血が流れる
    安全保障のリアルなところを
    しっかり考えていただきたい」


*ベテランの空自幹部
   「自衛隊が自ら戦場に就くことはないと勧誘され
    自衛隊に入った
    専守防衛の志はあったが
    こんな時代が訪れるとは思いもしなかった」

   「客観的に見れば自衛官の危険は格段に増す
    ただ問題は一般の隊員にその自覚がないことだ
    政治の話はしないし
    そうした教育もしていない」

   「個人的な感想では・・
    意図的にそうした教育を避けているのでは」

   「若い隊員には
    このまま自衛隊にいて良いのかという迷いもない
    ただいざ危険な任務を命じられれば
    絶対行かないだろう
    誰かが死傷するような前例ができた後は
    集団で辞めるような事態も生まれるのではないか」

   「やがて軍法会議や憲兵隊の復活と言う話も出てくるだろう
    ただ約7年で合格しないと除隊させられる
    三曹への昇任試験の倍率が最近は増えている
    不景気で大卒や大学院卒の人たちも入隊するためだ
    政府には辞める人間がいても補充できる
    という算段があるのかもしれない」

以上抜粋終わり


総じて安保法制を巡る情勢について
曹長以下の下士官や一兵卒の隊員は関心が薄いらしい
というより若い隊員にとって
自衛隊内以外の事は見えないようになっているのかも
唯一個人的興味の遊び等々を除いては・・

よほどの奇特な者以外
自衛官になる動機は
就職(資格取得など)の為だろう
まして
これから危険度アップの自衛官なので
狭き門ではないだろうし・・しかし
自衛官を辞める自由があるとしたら
アベシンの命令が成り立たなくなるから
その時はいよいよ徴兵制が出てくる?

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