窓の外を見ながら / 槙原敬之 - 君の名前を呼んだ後に

空の上。

朝が生まれる。

真っ暗な冷たい闇の中に

とても遠くで小さな強い光が誕生した。

 

ゆっくり光が広がって行く。

力強い光が闇を退け新しい１日を始めようとする。

生まれた橙の光が時間とともにこがね色に変わっていく。

夜と朝が混ざった時間。

とても綺麗な優しい空の色。

ミュンヘンから羽田に向かう空の上。

窓の外を見ながらこんな音を想っていた。

もう直ぐ帰るよってね。

 

槙原敬之 - 君の名前を呼んだ後に