緩和ケア病棟に入院し、19日目が過ぎようとしています。
ここ数日、こと昨日と今日の家内は、穏やかに寝ているように見えます。目は閉じたままですが、左目がパチパチと動いていることが増えました。
話は戻っておとといは、数時間中にお別れになるかもしれないと判断されました。呼吸は浅く、少なく、1分間無呼吸も続きました。自宅で休んでいたところ家内の母から電話があり、病院に急行しました。病室で見守っていましたが、その後安定したんです。
今朝、主治医と話をした際には、「持ち直しましたね、強いですね。」
また、別の先生からは、「そのときの状況を見ていないけれど、おとといの状況を聞く限り、それまでと思いました。今だから言えますけど。もう理屈じゃないですね。」
と。
それがおとといの状況で、昨日、今日と、あいかわらず呼吸は浅く少なく、時折止まりますが、繋いでいます。穏やかです。
理屈じゃない
こんなことがあるのだな、と驚きますし、もう少し家内と一緒にいられる、そのことが嬉しい夫です。
これより、両親と交代し、朝まで私が付き添います。今夜も穏やかに過ごせますように。
orangeの夫より
コメントありがとうございます。そうですか、ご主人さまが同じ病ですか。手術後ということで、どうかご無事でしたらよいです。
家内は症状が出てから5年を超えました。
本人、家族、医療従事者、家内を支援してくれる大勢の方のおかげで今に至っています。
家内の生きるために、前向きに治療に取り組んだ軌跡、そしてこれまでの経過が希望になりましたら、家内にとって最高の喜びだと思います。誰かの、同じ病の方の役に立ちたいと、始めたブログらしいです。
あたたかいお言葉、ありがとうございます。治療に付き添うご家族の気持ちはよくわかりますので、また覗きにきていただけたら私も幸いです。
ブログを拝見する限り、病気が分かってから数年経っているというのは、同じ病気の家族を持つ私としては希望です。
ですが、うちの夫よりもうんと若い方がこんな病気に・・・と思うとやりきれないです。
ご家族との大切な時間を穏やかに過ごせますよう、陰ながらお祈りしています。