台風からの豪雨からの猛暑。頭痛と手のしびれ

こんにちは。７月も半ばになりました。



わたしの住む地域は５月のおわりに梅雨入り発表があったかと思うと全然雨が降らず。

６月の半ば頃、やっと雨が降る日が増えたなと思っていたのですが･･

７月にはいって、やってきた台風７号からずっと降り続ける雨のせいか、頭が痛い日（偏頭痛）が多かったです。

あまりにも毎日のように右こめかみあたりの偏頭痛に悩まされるので、どうしたらいいんだと、放心状態になる日もしばしばありまして、痛み止めのカロナールを飲む日が続きました。



そんな先週のある日、朝起きたときから右こめかみが痛かったのですが、そのまま朝ご飯を食べたり洗濯をしたりと、過ごしているうちに頭痛はおさまっていました。

外はカンカン照りで、窓を開けると熱風がはいってくる暑さで、午前中から家の中の気温があがっていたので、我慢せずエアコンを入れ、のんびり過ごしていたのですが、１６時頃、またしても頭痛に襲われたわたしは、カロナールを飲んで、ベッドに転がりました。

陽があたらない寝室は窓を開けていて、そこまで暑く感じなかったのと、ちょっと横になるだけだからと、エアコンも扇風機も付けていない状態でした。

ここで１時間半くらいゴロゴロして、夜ご飯を作るために起き上がったわたしは、熱があるような頭がボーッとのぼせたような感じで少しフラッとなり、なんか気持ち悪いようなそんな気分だったので、フゥ～と大きな深呼吸をし、水をガブ飲みしました。

このとき私はお腹がすいていたので、お腹すきすぎて具合悪いのかも（←たまにあるので）と思い、あまり気にせず、冷蔵庫からキュウリを取り出したのですが、そのキュウリをボトンと落としてしまいました。


あぁ～やっちまった･･とキュウリを拾ったのですがそこで、自分の左手がしびれていることに気が付きました。

あ、ヤバイと思い、リビングに行き、この症状がどういった感じか、自分なりに確認していました。

イスに座りとりあえず落ち着く。

手のどのあたりがしびれているか？
どのようなしびれか。
感覚はあるか？といったことを確認し、メモをしていました。

それをしながらローカルのニュース番組を見ようとテレビを付けた瞬間、女性キャスターが「暑い日が続きますから、屋内でもしっかり水分を摂ってくださいね。自分は大丈夫という考えはやめましょう。」と言ったため、わらしハッとし、その言葉が胸に強く突き刺さりました。

"自分は大丈夫"　←わたし思ってました。
もしかすると、夕方あのまま寝てしまっていたら熱中症になってたかもしれないと考えるとこわくなり、深々と反省しました。

手のしびれは30分程で気にならないくらいまでおさまりました。

気を取り直して、よし、ご飯作ろう！と台所に立ち、さっき落としたキュウリを千切りにしていたのですが、なんだかすごく悲しくなってしまいキュウリを切りながら泣いてしまいました。
正確にいうと泣き笑いをしていました。



わたしは就職前のアルバイト時代から、飲食業で、調理に携わる仕事をしていました。

食べることはもちろん、作ることが大好きで、闘病生活になってからはストレス発散法のひとつが料理です。
たいしたものは作っていませんが台所に立って、あれやこれやするのが楽しいのです。


わたしはバイクが好きで、バイクで出かけることが日常の楽しみでありストレス発散法だったのですが、闘病と共にバイクとはサヨナラ。

"バイクに乗ること"は闘病生活になり諦めたもののひとつです。
そして最近は、欲しかった子どもも、諦めました。というか、諦めようとしています。



わたしの後遺症は左側の視野狭窄のため、右手で包丁を持ち、食材を切る際、食材と刃が触れる部分を見ていると、食材を添えている自分の左手が見えないといった視野の狭さのため、切りものに多少時間がかかっても、炒めている際にフライパンの左側に食材をボロボロ落としていることに気付いていなくても、そこは仕方ないと思っているのですが、この日は手のしびれが起きた直後の夕食作りということで、キュウリを切りながらわたしは、料理も諦めなければいけなくなったら･･とふと考えてしまった途端、涙があふれてきました。



バイクや子供の他にも諦めたものはありますが、これ以上わたし諦めなきゃいけないことってあるの？と思い、もしこれ以上思うように料理ができなくなったら･･と想像したら一気に悲しくなってしまい、泣いていました。

でも不思議なことに、頭は冷静で、"わたし、キュウリ切りながら泣いてる！玉ねぎだったら分かるけど。"なんて思い、それがなんだかおもしろくて、ヒックヒック泣きながら、フハハと笑っていて、"わたし泣きながら笑ってるよ！"と自分の状況にまた笑えてきて、感情がグチャグチャになった日でした。


いま考えると、このときはテモダール期間中だったので、手のしびれや情緒不安定さは副作用のせいだったかもて思っています。


３日前の土曜日は、家族と車で隣県に出かけたのですが、車（助手席）に乗り込み、ドアを閉めるためドアノブに手を掛けて手前に引こうとしたら左手がダラ～ンと垂れる。
ん？もう１回。もう１回と３回ほど試しましたが結果はすべて左手ダラ～ン。
そこで「あ！手がしびれてる！全然力入ってないやん！」と気付いたわたし。

ここ最近よく手がしびれるんですよねー。ホント。まったくだぜって感じです。


わたしの後遺症や症状、諦めたものなんてたいしたことないやんって思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは頭に爆弾を抱えてる者として大目に見ていただけるとうれしいです。



全国的に暑い日が続いています。
年々暑さが増してますよね。

病気の体調管理と合わせて熱中症にも注意して無理せず過ごしたいと思います。