第十二章『衝動売り』
かれこれ 空冷ポルシェとともに11年の歳月が過ぎた 今迄 所有した車では一番長い
それだけの魅力に取り付かれたいたことは間違いない の はずだった たまたま 都内の環状7号線 通称 環7(どこよりも1番利用している?走ってる?国道)をいつもの様に早朝から走っていたら どこともなく突然
新型のポルシェ911カレラGT3(997型)が目の前に現れた 写真では見たことがあったが 現車を見るのは初めてで 物凄くインパクトが強く やたらとカッコ良かった
その日から そのポルシェに新たに取り付かれように ネットや本屋で見入る毎日 勝手に次はあれだな〜と思い始めていた
そんなある日ネットで 勿論 新型ポルシェの情報を収集している時『ポルシェ高価買取』と言うサイトが目に入り 連絡を入れてみた その日の内に それもそのサイトをUPしているお店 確か横浜にあるお店だったと思うけど 買取専門の営業マンが 大阪に居るとも関わらず 直ぐに伺い現車(俺時間のポルシェくん)を見せて欲しいと 買取満々って感じでビックリした
そのころは 空冷ポルシェの買い取りが激しく 日本以外で海外からも買い漁りが起きていたらしい それは2.3年前かららしく 少し落ちついた頃だった それでもまだまだ それなりの価値があったらしく 昼に連絡 夕方には営業マンが到着 でロードローラー(陸送車)も 到着 今日この日に買取満々なスタイル で早速 車両の査定が始まり ものの1時間位 なにしろ早い 呆気に取られながらも 出ました 買取査定金額 11年前に買った金額と同じ金額
気持ちは既に新型ポルシェに7割動いていたので 即決にて成立 あっけなかった
その即決した決断が 何年後に物凄〜く 後悔が起きる 何故 即決してしまったんだろ〜 何故 衝動売りしてしなったんだろーと
第十三章『下準備』に続く