◇三千円の使いかた◇
中公文庫 原田ひ香
御厨家三世代、女性4人のお金にまつわるお金のお話です。
伴侶に先立たれ、1000万の貯金のある70代祖母。
習い事に熱心で向上心の高い50代母。
結婚前は証券会社勤務だった、アラサー専業主婦の姉。
就職して一人暮らしを満喫している24歳妹。
それぞれがお金に悩みがあります。
彼女らが、人生の節目のピンチをどうやって乗り越えるのか?
どうやってお金を貯めるのか?
そしてどう使うのか?
う~ん…と唸らせられる小説でした。
祖母が孫(妹)に言う
“人は三千円の使い方で人生が決まるよ。”
というセリフが印象的です。
読みやすくて、役に立つ本でした。