今日は、以前から載せてとおかんに言われてた記事を載せます。
ブリーダーさんのエピソード
ブリーダーさんの犬舎に、こまちゃんという黒柴がいます。
先月、少し開いてた隙間から 出てしまいました。
ブリーダーさん夫妻は必死になって探し回りましたが見つかりません。
毎日探しまわり 毎日保健所に問い合わせの電話を入れましたが
それでも見つからず・・・・・・・
家の中は 暗く 夫婦の会話すら無くなり・・・・
今頃 どうしてるのか・・・と思うと心配で夜も寝むれず
困り果てたブリーダーさんは地域に
よく当たるという巫女さんがいるという話を聞き巫女さんに来て頂き
みてもらったそうです。
巫女さん曰く
生きている
1の付く日に見つかる
●●の方角との見立てだったそうです。
そして・・・・
いなくなって ちょうど1週間目の
1の付く日
●●の方角にある
畑
そこに、こまちゃんが居たそうです。
この畑の持ち主は
地域の方ではなく数キロ 離れた市内の方で・・
たまにしか来ない方。
この日は たまたま畑の様子を見にきたところ畑にうずくまってる
こまちゃんを発見。
保健所に連絡
連絡をうけた保健所の職員が畑に迎えに行き
そのまま犬舎に届けてくださったそうです。
(保健所の方も 優しいんですね)
こまちゃんを見た奥さんは・・・
「私 こまちゃんを見たとたん 思わず泣いてしまったの」・・・と。
1週間 飲まず食わずでいたのでしょう・・・
すぐに獣医さんに連れて行き 点滴をして帰ってきたそうです。
犬舎に戻った こまちゃんは安心したのかスヤスヤと眠り・・・・
現在は すっかり元気。
こまちゃん 年齢16歳 女の子
ブリーダーさん
「このこまちゃんが 私を猪から 命がけで守ってくれたんだ」・・と。
何度か、このブログで書いたが、
ブリーダーさんが柴犬が大好きになった理由は、
昔、雑種と柴犬を連れて散歩中に猪と鉢合わせになった時、
雑種はすぐに逃げて行ってしまったが、
柴犬はブリーダーさんの足元に陣取り、
猪からブリーダーさんを守ったと言う話があった。
そのブリーダーさんを命がけで守ったのは、
てっきり闘争本能旺盛なオスだと勝手に思っていました。
まさか メスとは・・・・しかも、このこまちゃんだったとは・・・ 凄いですね。
飼い主との信頼関係が 蜜なワンコは
命がけで飼い主を守る!!!!
改めて 心に染みました。
私達がお邪魔した時、こまちゃんは
頭を少し覗かせて気持ちよさそうに眠っていました。
奥さんの涙を浮かべて話してくださったこの話・・・・。
感動に浸ってたら、旦那さんがはるを見て・・
「はるちゃんは、2週間は生き延びるな。立派だもんな。アハハハハ。」と
豪快に笑ってくださった。
事故や保護されない限り、柴犬は飼主のところに戻って来ると聞いた。
こまちゃんは、16歳と言う高齢で最後は動けなくなったようだが・・・・
本当に良かったと心から思った。
100頭以上柴犬がいるブリーダーさんだが、1匹かけてもダメなんですよね。