小学5年生になる春に引っ越して以来の所沢育ちで,実家は今も所沢にあるので,ずっと西武ライオンズファンです。
ライオンズが所沢に来たのは引っ越した次の年だったでしょうか。子どもの頃のことですから,堤がどうとか云々の球団譲渡の経緯はわかりませんでした。地元にプロ野球の球団が来たというのは単純に「驚き」「喜び」でした。ホームランが出た際や,試合に勝った日に上がる花火も家で聞こえましたしね。
クラウンライター時代からの根本監督の3年間はBクラスでしたが,地固めのできた4年目広岡監督で日本一!その後はAクラスをキープ。森監督時代はまさに黄金時代でした。私は森監督の野球が大好きでした。何しろ負けないですからね。石毛・伊東・清原・工藤・東尾・郭を擁した時代が懐かしいです。最後はアホオーナーの「やりたきゃやれば」で,こいつは何にもわかってないなとがっくりきましたが…リーグの王座は譲りませんでしたね。今思えば,オーナー周辺の汚さがわかってきても,あの常勝時代がこれまで西武ライオンズファンを続ける原動力だったのでしょう。まぁ,松坂の入団も大きかったですが…^^;
東尾・伊原両監督も,必ずしも恵まれたとは言えない戦力でがんばってくれました。
伊東監督も新しいプレーオフ制度を十分に活用しての昨年いきなり日本一。
日本シリーズ出場は棚ボタだったとしても,日本一は文句なしです。^^
そう。昨年はそうでした…昨年のプレーオフは初年度としてはシステムとして非常にうまく行ったと思っています。優勝したから言っているわけではありませんよ♪
前置きが長くなりましたが…
そのライオンズファンの私が敢えて言いたいのが,タイトルのとおり今季に限っては「ライオンズはプレーオフ出場を辞退すべきだ!」
今年のプレーオフのルールがあるので,一応リンクを張っておきます。確かにこのルールから言えば出場は可能なのですが…
まず第1に,昨日現在ライオンズの勝率が5割を切っている。残り2試合で66勝68敗。あと2試合で2勝してやっとこ5割ですよね。恥ずかしい…
およそ「プロ」野球を標榜するなら,日本一を争うにあたって,シーズン勝ち越しは最低条件でしょう。恥を知りましょう。
まぁ,戦力拮抗で全チーム勝率5割ということもまれにはあるかもしれませんが…
第2に上位とのゲーム差。昨日現在,首位とのゲーム差は実に22(どんなに縮めても20)。2位とのゲーム差も19(どんなに縮めても17)ですよ。だからこそ勝率が5割ソコソコなのですが…^^;
第2ステージからシーズン上位球団にアドバンテージがあるようですが…
いわゆる5ゲーム差以上あれば(何ゲーム差あっても)1勝のアドバンテージ。
これは昨年のシーズンゲーム差(首位ホークスと2位ライオンズ)が4.5だったあたりから考えれば,結構妥当な数字だと思えます。
でも,もし5ゲームにつき1勝と見れば,今年は首位とは4勝分,2位とは3勝分ですよね。プレーオフする必要なし…orz…
第3に,シーズンの敗者をプレーオフで救済する必然性がない。
昨年のライオンズはホークスにシーズンで勝ち越していました。
今年は上位2チームにはしっかり負け越してます。
これでうっかりまた勝ち抜いたりしたら,長いシーズンで上位にいることの評価が軽すぎますぜ。
ぶっちゃけた話,今年に限っては上位2チームでプレーオフやるだけで良いですよ。文句言いません。少なくとも私は…
少なくとも,来年以降はプレーオフ出場の条件として
①シーズン勝率5割超
②ゲーム差に比例した(5ゲームにつき1勝程度の)アドバンテージ
③シーズン上位チームへの勝ち越し(これはゲーム差と勘案しても良いかも…)
あたりを考慮した方が良いですね。
[西武ライオンズ] 西武、ソフトBに負けプレーオフ確定 - goo ニュース