栞お話グループ森から ちょっとおすすめ絵本の紹介

かわいい絵本、おもしろい絵本から変わっている絵本まで、ちょっと気になる絵本の紹介をします!

「けしごむくん」

2019-03-05 17:35:03 | 絵本 おすすめ
   こんのひとみ 作 いもとようこ 絵 金の星社 


使えば使うほど小さくなるけしごむくん。

けしごむくんの仕事は、まちがったものを消してあげること。

なかったことにしてあげることです。

だから何をけしたのか?何が書いてあったのか?

それはだれにも話してはいけません。

そして小さくなったけしごむくんはあっけなくゴミ箱に捨てられてしまいます。

でもそのあとけしごむくんたちは最後のおつとめをするために

あるところに行くのです。

おじいさんのけしごむくんのお話がステキです。

卒業式にあわせてぴったりのお話です。


                       




「あめだま」

2019-03-05 14:27:52 | 絵本 おすすめ
ベク・ヒナ作 長谷川義史 訳 ブロンズ新社

ひとりぼっちのドンドンが見つけたのは、六つのあめだま。

声に誘われ、なめてみると色々な声が聞こえてきた。

部屋のソファ、愛犬、小言がうるさいパパ、亡くなったおばあちゃんの優しい声。。。

そして、まわりの人や物たちの温かい気持ちがドンドンの背中をそっと押してくれる。

心がジ~ンとなる絵本です。場面もとってもきれいです。


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「まいごのワンちゃん あずかってます」

2019-03-05 09:39:59 | 絵本 おすすめ
  アダム・スト―ワー 作 ふしみ みさを 訳 小学館

リリーが朝、庭で見つけたのは、ずっと欲しくてたまらなかったワンちゃん?

と思ってるのはリリーだけで、実はくま。

リリーが犬だと思って、芸を仕込んだり、遊んだり・・・

どう見てもワンちゃんじゃないのに。

でもママに「飼い主がいるはずよ。」と言われ

飼い主を探すためにポスターを貼ることに。

飼い主がみつかり、ワンちゃんは帰っていくのですが、

今度はニャンちゃん?が・・・。

子どもたちの反応がおもしろい。

最後にはゆかいな結末が待っています。

「こめどきゆうれいのよねこさん」

2019-03-05 07:01:00 | 絵本 おすすめ
 えばたえり 作 小林ゆたか 絵 BL出版

こめとぎゆうれいのよねこさん。

名前だけでもユニークなのに

毎晩現れて米をとぐと帰っていく幽霊なんて・・・。

断ったら祟られるという都市伝説でぼくの家に毎晩来るようになります。

よねこさんがといでくれたお米を食べ続ける家族は太ってしまい

毎晩来る内、よねこさんも家族のように・・・

でもよねこさんがお米をとぎ続けるのにはわけが・・・。

ユーモアあふれるお話ですがちょっと切ないです。

「明日のこめ、といだか」と聞くよねこさん、うちにも来てくれるといいな!