ドームの中に入った…
チケットの席番を何度も何度も見直しながら…
どんどん階段を下りて行った…
アリーナの入り口でもう一度チケットをチェックされ…中へ。。
前へ前へ…
前へ前へ…
ひゃぁ……
私たちはお互いの顔を見合せて…
え”ぇ~~~~~~!!!!
メインステージはすぐそこ…
トロッコの道はすぐ横…
花道も近っ…
まだ誰もいないステージの…
あそこにも…
ここにも…
3104の姿を置いてみた…
うわぁ……
開演まで1時間はあったと思う…
この場所で…
3104の事をあれこれ思っていたかった…
「お”ぉぉぉぉ~~!!」
集合男子の声が聴こえた…
あっ…気合いだっ!!
アリーナからスタンドへと一気に興奮が波及する…
客電が落ち…
私の視線の高さが変わる…
振りむいて真っ赤に揺らめくペンラの海を見た…
彼らが見る光景が広がっていた…
ひとりひとりの赤く燃える思いが揺らめいてる…
震えるほどの感動を…
私たちはありがとうの言葉の代わりに彼らに届けられている…
ドォ~~~~~ン!!
オーバチュアの音に胸を押された…
バスドラとベースの重低音が胸にぐいぐい食い込んでくる感覚…
マルチスクリーンに次々と映されるメンバーの姿が覆いかぶさってくるようだ…
足を踏ん張って上空を見上げた…
♪Smile Again ありがとう~
私はお口を閉じていただろうか…
私のことなんて覚えちゃないけど…
おそらくポッカァ~~ンってお口を開けてただただ見上げてたような気がする…
好きで好きで大好きな3104がそこにいる…
好きで好きで好き過ぎる3104が歌ってる動いてる笑ってる…
私の目に映る…
私の目の中の3104…
しあわせになる準備はいらない…
もう十分すぎるしあわせです…
目の前で見る3104は…
大野智…
当たり前なんだけど…
ただただ見つめ続ける私に…
気づいて…
気づかないで…
訳のわからない感情にかたまってしまう…あはは。。
あのね…
うまく説明できないんだけど…
3104は幾重にもマスクをかぶってる…
音が変わるたびに脱ぎ捨てるマスク…
結局3104の本当の顔はどれだったのか…
その中で…
ずっと見たかった顔がある…
もしかしたらこの時が本当の顔かも…
最後の挨拶…
翔くんがその思いを語ってる時は…
まっすぐ前を向いて厳しい顔をしてた…
自分の番が来て…
挨拶に向かう3104は少し猫背で前に進む…
挨拶が終わって後ろに戻って来る3104は…
自分の脚元だけをみてる…
うつむいて唇をかみしめてる…
相葉ちゃんのちょっとお茶目な挨拶にも反応しない…
天上を見上げて…
その視線をまっすぐメインステージの方に…
ときどき下唇の端を噛んではうつむく…
私では読みきれない…
誰も近づけない思いの中に立っている3104…
うつむく3104は儚くて…
その姿は愛しくて切なくて…
私はありったけの思いと視線で抱きしめる…
顔をあげた3104はなにを見ていたんだろ…
遠く遠くまっすぐにただまっすぐに見つめ続けてる…
その視線の先を追いかけてみても …
私にはなにも見えない…
きっと無なんだ…
きっと無なんだ…って
焦って言い聞かせてる私がおかしい…
「それでは聴いてください…5×10…」
松さんの声の方へ歩いて行く3104…
遠い目のまま私に背を向けた…
でもきっと振り返った3104は…
リーダーの顔をしてるんだろうな…
やっぱり少し丸い猫背な後姿だけど…
急に光を放って急に大きく見えた…
圧倒的な3104の声が別チャンネルのように…
浮き上がって私の耳に届く…
♪これからも ありがとう~
金銀の星が打ち上げられ舞い降りてく…
キラキラと星たちが3104の姿を包む…
近いのに…
近いのに…
この星にも手が届くのに…
遠いよ…3104。。。
♪ここに立ってる 僕たちがいま
輝けるのは 君がるから
ほんとに…
ほんとに…
輝いてる…
輝き過ぎてる…ふふ。。
ありがとう~
こちらこそありがとう~
どんな思いも全部全部3104がくれます…
ありがとう~
これからもありがとう~
どんな3104も全部全部3104です!!
♪Love Love for you