メンズ企画通信、シャツ生地の織り付け。 担当 S・H。

春真っ盛りですが、企画担当は‘08春（注：来年）の締め切りです。
最初にコンセプトを考え、生地を織ることから始まります。業界向けの展示会・内見会等のプレゼンが、‘08春は、今年の7月から10月にピークを迎えます。製品のサンプルを制作するために、生地を5月から6月に産地に発注しないと間に合いません（通常生地は、約2ヶ月で染色・織・加工・完了となります）。要するに、1年後の同じ季節のことをやっている訳で、特別違和感はありません。春に秋のことを考えるよりは自然なのです。
写真は織り付け（or織り出し）と呼ばれるもので、染色工程が終わり、織機にのせて本格的に織り上げる前に確認するためのものです。最終加工がされていないため、ごわごわした硬い風合いです。