トリビア ― 24 シャツの寿命。 担当 S・H。

シャツの寿命のサインは、最初に、衿先や後ろ衿腰、
カフスの先端等々に現れます。

生地が擦り切れて、芯地が露出してきます。
ドレスシャツであれば、残念ながら、お役目御免でしょう。

しかし、お気に入りだからこそ、擦り切れるまで着用した筈。
愛着があり、他の箇所は、まだまだ十分に着用が可能。
しかも、生地は、いい味にヤレて、着心地はすこぶるいい。

そこで、ちょっと補修をして、ダメージの進行を遅らせます。

自分の手が入ることで、新たな命が吹き込まれ、
ヴィンテージ感溢れる、オリジナルシャツの誕生です。
釦を、付け替えたりすれば、印象はがらっと変わり、さらにオリジナル度UP。

写真のシャツは、コンブリオ（Conbrio）。
2001年、Made　in　Tokyo。
135番手双糸ギンガムチェックブロードクロス。
ヴィンテージデニムに合わせたい。

捨てられないシャツを作りたい。


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