購入してしばらくプロポとのバインディング(接続)もせず放置していたHappymodel mobula 8 ELRSとJumper T20S ELRSとのバインディングの苦闘の自分用の備忘録として記載します。
1.問題
(a)Happymodel mobula 8 ELRS(SPIモデル)を購入したがその機体のバッテリーをもっていなかった。
(2セル550mAh前後がなく1セル、3セル、4セル、5セルが手持ちだった)
(b)ELRSプロポ(送信機)としては、外部モジュールしか持っておらず、ファームウェア(FW)を変更してしまうと手持ちの他の機体の受信機のVerと不一致になってしまうので躊躇。
(c)Jumper T20S ELRSを購入しHappymodel mobula 8 ELRS(SPIモデル)でバインドしようとしたが、うまくいかず。(悪戦苦闘)
2.原因
(a)バッテリー
・類人猿ベビーFPVを購入したバッテリーが使える予定だったが、3セルで購入していた。
・Happymodel mobula 8 ELRSに1s-2s(セル)とあったので1sで使えるのかと勘違いしていたが1sだと装着できず。
(b)ファームウェア送信機
・ファームウェアは上位コンパチブルだと思っていたがVerが合わせる必要があった。
・失敗すると文鎮化のリスクがあるので躊躇。
・古い受信機で使う場合都度PCでファームウェア書き換えと面倒。
(c)Happymodel mobula 8 ELRS(SPIモデル)のELRSがVer2.x系と思っていた。(後継のシリアルモデルはVer3.x系)
・よく箱を見たらVer3.xであったのでシリアルモデル化とまた勘違いした。
→マニュアル記載の基板の写真とICチップの実装をみるとSPI版だった。(ここに気づくのに時間がかかった)
・Jumper T20S ELRSはELRSのスクリプトがVer3と同じであったがELRS Ver2.x系であるのですぐ使えると思った。
→Jumper T20S ELRSをVer3.x系にアップデート(ExpressLRS Configrator利用)しようとしたがCOMポートエラーで接続できず。(これも対応に時間がかかった)
3.対策
(a)購入するしかないので手配。
→購入手続き(’23/11)をしたら在庫ありが、出荷日未定→’24年2月となり、別のところで再度購入手続き(3週間後予定)。
→ 先に注文分と後の注文分が12月中旬で同時に到着。(予定より早まったのと遅れたのとの合わせ技!?)
(b)Happymodel mobula 8 ELRS(SPIモデル)用の設定にBetaflight Configuratorで再度設定しなおし。
(c)Jumper T20S ELRSのELRS VerUPをExpressLRS Configratorで接続したが、Windows10のUSBシリアルポートでドライバ
が見つからないエラーで認識できない状態。
切り分け
・Betaflight ConfiguratorではUSBシリアルが使えたのでPCのUSBポートに問題なし
・USB-Cケーブルを疑い、USBケーブルテスタを使うが、5Gbit対応できるUSB3.0でケーブル問題なし。
・Windowsドライバを適当に探すが、見つからずにいたが、Betaflight Configuratorの起動画面に下記があることに気づき、最終的にZadlgUSBドライバツールを使って「Jumper T20 Serial Port (Interface 1)」で認識させることができた。
まとめポイント Jumper T20S ELRSをVer3.3.2にする場合
・ZadlgUSBドライバツールでドライバを準備
・ExpressLRS ConfigratorでのJumper T20S ELRSのデバイス名称は「Jumper AION T-20 2.4GHz TX」を選択
・EgeTXはプリインストール版がVer2.10(そんなの公開されていない。EgeTXの正式公開されているのはVer2.8)なのでそのままとする。
(変更は危険らしい)
・ELRSのメジャーVerは合わせること。
なんとかめでたく、バインドすることができました。
Ver3.3.2 になりました。
メーカのページ
・Jumper T20S
・Happymodel mobula 8 ELRS
以上