武蔵五日市駅を午前7時50分に出発。単独ランなのでツーリング気分でのんびり走ることに。
今日は広葉樹さんにあわせて鶴峠から松姫峠を自宅から自走で行く、いわゆるMチックツアーを企画していたのだが、体調不良のためキャンセルとの連絡があった。
一人で走るにはなんせこの暑さ...。しかも坂がキツいし、とても耐えられないので、コースを変更して奥多摩湖へ蕎麦を食べて温泉に浸かりにいくことにした。当然の話したが武蔵五日市駅までは車で移動です。だって暑いのは嫌いなんです!
武蔵五日市駅前のコインパーキングに車を止めて準備していると、いかにも雰囲気のあるMTBライダーが隣で準備していた。足にオイル(日焼け止めじゃないよ)を塗っていてプロの匂いがする。思い切って「金比羅ですか?」と話しかけてみると、「昨日雨が降ったから金比羅は滑って登りにくいよ」と意味不明の返事をしてきた。よ~するにこの人は金比羅尾根をMTBで登っていくウルトラM・TBライダーということだ。その後は少し自転車談義を交わし「行ってらっしゃいませ?」と言われ送り出された。
檜原街道をタラタラ走っていくが県道33号線から外れるとインナーにシフトダウンしないと登っていけなくなる。途中でナルシマに抜かれるが気にせずマイペースで進んでいく。
キツいのは体で十分に分っているのに、この看板でさらに精神的に苦しくなる。
奥多摩周遊道路はバイクの規制が引かれていて、数馬から奥多摩方面にしかバイクは走れなくなっていた。うるさいバイク小僧がいなくなって快適になった。
水が無くなったのを口実に都民の森でアイスクリームタイム。
春先のMTBツアーで三連敗のメンバーと楽しい時間を過ごしたベンチを台座にして浅間尾根の駐車場で記念撮影。もうチームで来ることもないだろう。
奥多摩湖までは軽快なダウンヒルを楽しむ。真夏とは思えないくらいに風が爽やかだ。奥多摩湖まで下る間にすれ違った自転車乗りの90%がナルシマ。走行会でもあったのだろうか?MOCOちゃんがいないか探してみたがそれらしき女の子は見当たらなかった。
奥多摩湖まではアッという間に到着。このまま御岳の蕎麦屋に行くにはまだ早いので、今川峠に行ってみることにした。
小菅村までは緩やかにジワジワ登っていく。山梨県に突入です。
今川峠はオヤジっち的にはものすごく辛い峠のイメージが残っているのだが、保父さんが「2度目に行ったときはたいしたことがなかったよ」と言っていたのを思い出し、気楽にアプローチしてみたのだが...。
そこにはまぎれもない激坂が..。どこらへんがたいした事なかったのだろうか?
村役場を通過し県道18号線に進むと、と~んでもない激坂です。12%はありそうな坂道がうねりながら直線的に続いています。さすがに蝉になったり納豆走法をするまではしなかったものの、二度と来たくない峠です。
突然ですが、オヤジっちが「二度と行きたくない峠ベスト3」
第1位 大弛峠(標高2360m 自家用車で走れる一番標高が高い峠)
ダホンでアタックして大変に苦労しました。でもロードで行ったら楽しいのかな~
第2位 足柄峠(標高759m 最大傾斜17%)
何度行ってもイヤな峠です。しかし万葉うどんは捨てがたい...。
第3位 今川峠(標高1080m 最大傾斜推定14%)
今回で嫌いになりましたが、広葉樹さんが喜びそうな傾斜なので、奥多摩に来たときはもしかしたら...。
今川峠では反対側から登ってきた大集団が道ばたでゴロゴロ休憩していたので、特に看板もなく休みにくかったのでそのまま通過。
丹波山村に来ると鮎釣りをしている人で賑わっていていた。
アップダウンを繰り返し奥多摩湖へ到着。ココまで下りてくるとちょっと暑い。
奥多摩湖から一気に下り御岳の「玉川屋」へ到着。茅葺き屋根の建物です。
蕎麦が出てくるまでに時間がかかるので「ぜんまい」を注文。
暫く待ってとろろ蕎麦が出てきた。蕎麦が美味しいというよりはとろろが美味しい。
蕎麦を食べ終わる頃に丁度よいタイミングで雨が...。武蔵五日市まではたいした距離ではないが、梅ヶ谷峠を越えなくてはならない。短い峠だが食後の体には傾斜が堪える。最後の峠で思いっきりバテて武蔵五日市に到着。
仕上げの温泉は「瀬音の湯」で汗を流します。街道沿いにあるせいか大人気で入場規制をしていました。
奥多摩をぐるっと一周110Kmの山岳コースで後半ちょっとバテました。でも平地の暑さの中で走るよりはましかな。
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