ハンドシェイク 手取り川物語

手取り川周辺で繰り広げられる、とある釣り人の物語

蜜と月と鱒追旅団大遠征【怒涛の完結編】

2010年11月28日 13時56分37秒 | その他。。。
到着した日のオークランドからナショナルパークまでの道のりは楽しかった♪
雄大な山並み、
延々と続く牧草地帯、
そこに放し飼いにされている羊や牛達...
見ていて全然飽きなかった。

けど、
帰り道...
あっさりとその風景に慣れてしまい
睡魔との闘いに完膚なきまでにヤラレ惰眠をむさぼる。


一旦オークランドに有るヨシさんが経営する『ROD&REEL』に立ち寄り、
ホテルに入れるよな身なりに着替え
お店で女房がポッサムの毛の靴下とフライを土産に買った。


そして、
ヨシさんに送っていただきStamford Plaza Aucklandに到着。
ヨシさんは英語が出来ない夫婦に代わり、
チェックイン
明日の空港までのシャトルバスの手配
シャトルバスに乗るまでの荷物のお預け
を受付のお姉さんに話を付けてくれた。
そして別れ際、
『何か問題が起きたら、
  この名刺を見せて電話を掛けてもらって下さい』
と言って名刺をくれた。

ヨシさんありがとうございました、
最高の新婚旅行を楽しめました。
家に帰り着いて落ち着いて名刺の裏を見て、
あんなにありがたいコメントが書いてあるに遅れて気付きました。
本当にありがとうございました。

タカさんありがとうございました。
釣りの際はいつも着かず離れずの距離で、
聞こえるか聞こえないかの声で、
『いいキャストだわ~ぁ!』
『あそこに落とせるか~ぁ!』
『分かっているわ~ぁ!』
と独り言を言い続けてくれていたお陰で、
調子に乗りやすい私のキャスト精度はミルミル上がりました。
こちらに戻られた際には、
一緒に尺上岩魚を狙いに行きましょう。


何とかお部屋に到着♪
とりあえず大ハシャギ!





一通りハシャギ終わったらシャワーを浴びてレストランへ。



そしてココでも爆睡!!!


さて、
問題の最終日。
英語については女房がほんの少し出来るか出来ないか...
『どちらか言えば出来ない方』との事。

午前11時
意を決してロービーに向かう。
昨夜ヨシさんがシャトルバスと荷物のお預けの事を手配してくれたけど、
その事をどう伝えればいいのか分からない...
当然、
必然
途方に暮れる。。。

そこに颯爽と後光が差した女神さま登場♪
『どうなされました?』と綺麗な日本語で聞いてきた!
そうなれば、
金沢弁と標準語を喋れるコッチの物です♪

状況をたどたどしい標準語で説明すると
『全て承っております』との回答!
ヨシさん重ね重ねありがとう)
早速荷物を預け、
午後8時のシャトルバスのお迎えまで観光です。


町をぶらついたり








自分達のお土産を買ったり


女房の『どちらかと言えば出来ない方』の英語で、
1時間半湾内クルーズのチケットを買い、
ランギトト島に上陸したり
船上からバンジージャンプを見たり





夜は地元の人ばかりの、
日本で言うなら屋台村みたいな所で食事を取り、
鍛え上げた『steinlager 』を披露した。



(この時飲んでるのはタカさんお勧めのトゥーイ麦酒ですねっ!)



午後7時半
本当の難関はここからです。
午後8時チョット前
緊張しながらシャトルバスに乗り込みオークランド空港へ。

たった三日前に夢と希望に満ちて迎えてくれたオークランド空港...
がっ、
しかし、
今は帰るための最大の難関として立ちはかっています。

緊張してニュウージーランド航空の受付の列に並びます。
私たちは当然エコノミークラスの列、
向こうの方にビジネスクラスの列が見えます。
私たちが受付待ちの最前列になった時、
『チラリ』とビジネスクラスの列を見ると、
ドンズバのタイミングで列が途絶え、
ビジネスクラス受付の金髪のお姉さんが私たちを手招きします。


そして、
奇跡の瞬間が訪れました!


なっ、
なんと
『新婚旅行ですか?』と日本語で聞いてきます♪
そう、
金髪のお姉さんは本日二人目の女神さまでした。

金髪の女神さまは『関西弁の使い手』で、
滞在日数を『4日』と答えると、
『みっ、みじかっ!』
と素晴らしいツッコミを入れてくれました。

そのお陰で一気に親近感が湧き、
緊張から開放されお気楽夫婦に戻った私たちは、
疑問や不安をここぞとばかり金髪の女神さまに質問し、
丁寧に教えていただいた上に、
あろう事か出国カードを1枚代筆までしていただいてしまいました♪


その後も金髪の女神さまのご加護なのか、
出国審査もボディーチェックも何事も無くパスし、
更には飛行機への乗り込みも遅刻することなく完了し、
10時間掛けてのフライトが始まりました。


ありがとう
NZの自然
ありがとう
ヨシさんタカさん
ありがとう
TOMさんthe Parkスタフの皆さん
ありがとう
二人の女神
ありがとう
女房

また行けると良いねっ♪




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5 コメント

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恐るべしNZ (oyakata)
2010-11-30 20:13:20
RE:塀の中の住人

「え~~~~~~~~っ!」
タカさんって台湾人なんですか?
その割には流暢な関西弁を駆使してましたけど?
まっ、
まさか...
NZの第3公用語は関西弁なんですか???


女房は電気ショックを受けてたようですが、
オイラはなんとか免れました↑↑↑
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Unknown (塀の中の住人)
2010-11-30 15:53:02
お帰りなさいませ。
現地ではガイドの他に日本人と言い張る台湾人の方も一緒だったんですね。

肉牛に追いかけられたり、電気ショック浴びたりしませんでしたか?
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行きたいね~ぇ♪ (oyakata)
2010-11-29 23:19:39
RE:もりはん様
RE:セニョ~ル様

行きたいね~ぇ!

トラウト3日、
オフショア3日位でガッツリと合宿したいねっ♪
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>もりはん (セニョ~ル)
2010-11-29 12:21:51
だよねぇ(苦笑)
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お疲れ様でした (もりはん)
2010-11-29 11:03:43
楽しく拝見させていただきました。
なかなか臨場感あふれる内容で、楽しそうな雰囲気が伝わりましたよ。
でも一回行くと、また行きたくなるんですよねえ(^^)
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