くんま

双極性Ⅰ型障害・解離性同一障害・狭心症・糖尿病・白内障・肝臓がん

精神病は治るのでしょうか?

2021年05月11日 14時04分49秒 | 解離性同一障害・双極性一型障害






精神病といってもその原因や経過は千差万別であり、ひとくくりにはできません。

例えば、認知症は、脳の不可逆的なダメージが原因であるため、

記憶障害や理解力の低下など認知症の中心的な症状(中核症状)を現代の医学で「治す」ことは不可能です。

統合失調症や躁うつ病も、治療を中断すると再発する可能性が高いため、

「病院に行かなくてもよくなる」という意味で「治る」ことは困難です。

しかし、統合失調症や躁うつ病を、適切や薬物療法を続けて症状をコントロールしていくことは

(患者の重症度にもよりますが)可能です。

したがって、「治療を続け、普通に生活できる状態を保つ」という意味あいであれば、「統合失調症は治る」といえます。

解離

解離はもともと、解離が必要になる、

トラウマ体験や、危機的状況でおこるものなので、

そういった状況と、対極的な状況、

安心していられる環境、安心していられる人間関係の中に身をおいていることで、

少しずつ、症状もなくなっていくようです。

病気の原因となった親などと同居しているような環境は、

治療には、とてもよくない環境なのでしょうね。

旦那さんが暴力をふるう、などという環境も、

もちろんよくないでしょう。

治療には、年単位の時間が必要と思います。

数ヶ月の入院で治る、というものではありません。

また、直接、解離性障害を治す薬も今はありません。

薬は、不安や不眠などをやわらげる、補助的な役割として、

多くの場合必要だと思います。




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