つつぬけ!小座四季的生活哲学のスットンブログ

成功からは学べない小座四季的失敗哲学がここに結果⁉
365日、壁に耳あり障子に目あり。あなたの寝室にもオザシキ現る!?

時をかける少女ではないが時をかける・・少女ではないが時・・・・

2020-12-08 13:13:00 | 旅行
桜木:
「ごめん下さい」

桜木:
「あがらせて
もらいますよ」

柳 :
「ワシはもう
受験の世界からは
引退した……」

柳 :
「帰ってくれ」

桜木:
「そう
おっしゃらずに
……」

桜木:
「瀧山高校を
踏み台にもう一度
表舞台に
立ちませんか……

柳 :
「数学の鬼
柳鉄之助として」

柳 :
「こういうやり方は
時代に合わなない
もうついていけないと
生徒達に……」

柳 :
「そう拒絶され
世の中から退場
させられた」

柳 :
「それを覆すだけの
気力も体力もない
ワシは静かに
消えていく……」

桜木 :
「ったく……
泣き事聞きに
わざわざ来たんじゃ
ねえんだよ
ジイさん」

柳 :
「何?」

桜木:
「あんた自分の理論と実績を
全て否定されて
人生終えて……

それで納得できるのか!」

柳 :
「き、貴様
言葉を慎め!」

桜木:
「別にあんたが
ここで野垂れ死のうが
知ったこっちゃねえ!」

桜木:
「だがな今際の際に
口惜し涙流しながら
目を閉じれるかって
聞いてんだ!」

桜木:
「数学の鬼
柳鉄之助として」

※1「Doragon Zakura」
by)ドラゴン桜

私の指一本で巻き戻し。
電子書籍内の登場人物。

図らずも桜木健二を
アホにしてしまった。

こんなシリアスな場面で
ふざけたことをしている。

煽っている桜木健二
真顔でいる柳鉄之助。

思わず二度見してしまう。
ギャグ漫画だったろうか。

追って理解。
既視感の嵐

柳に帰ってくれと言われそうだが
柳鉄之助も項から抜け出せない。

言われてみると私も帰る場所がない。
現実に逆戻りしても同じ世界にいる。

国語力のない私は図らずも
母語を漫然と単語で覚えた。

キャラの言う台詞が
日常に浸透している。

生活している中で
頭の中に蘇るとき。

キャラの発言が再び
日常を彷彿とさせる。

エンタメ等の情報を媒介して
蓄積した経験を参照するとき。

現実味を帯びているという
よりそれが私の現実なのだ。

言葉は現実を形成する
選ばなければならない。

言葉を選ばなければ
現実も私を選ばない。

清濁合わせのむ覚悟。
つかず離れずの関係。

誰の記憶にも残らない
私は皆に忘れられたい。

私は名前をもたず
動物として生きる。

面接日時を確認し
面接地へと向かう。

走って際どい処で
電車に間に合った。

先発と次発を勘違い。
先発を見送ることに。

電車に間に合うことが
それ自体目的と化した。

よかった間に合った
もうこれで一安心だ。

誰にでも間違いはある。
過程を目的にして終う。

口惜しさの為に(・д・)チッとなり
目的地を見失って後悔の二重奏。

外野の意見を聞いても
どうということはない。

意図をもたない発言に対し
それが言いたいだけなんだ

そういう人っているよね
というコメントしかない。

ブルータス、お前もかと
あるあるネタでしかない。

あの人ならこんな場合
こんな風に動くだろう。

あの人ならこんな時に
こんな風に言うだろう。

この人はと思った人の
視点から物事を見渡す。

ミラーニューロン稼働。
人生の羅針盤を求めて。

あの人にバカヤローと
言われてしまいそうだ。

「つかさ、私はやりたいこと
をやるっしょ!バカヤロー!
"well, I'm doing what I want to do.Fuck you guys」
by)ビョーク

私には親も親戚もいないものとして
天涯孤独を生きる覚悟ができていた。

をディスっていいのは身内だけ。
自分を卑下して周りの安心を買う。

私もまた他の誰かを肯定的に捉える。
親戚関係を持つ筋合いではないから。

他者を批判するのは無意味。
自己の支配下にはないから。

他者を所有しようとしても
意思だけはいつでも自由だ。

物理的な拘束を受けても
心象は束縛を解くものだ。

自分の振る舞い
対目的への行為。

人と交わるために?
皆で仲良く暮らす?

私は何度も自分に殺されてきた。
私はまた私を殺しにくるだろう。

自分に対して身構えるしかない。
他人に対してはお人好しだから。

「第二の私は、第一の私と同じ羽織を着ておりました。第一の私と同じ袴を履いておりました。そうしてまた、第一の私と、同じ姿勢を装っておりました。

もしそれらがこちらを向いたとしたならば、恐らくその顔もまた、私と同じだったことでございましょう。私はその時の私の心もちを、何と形容していいかわかりません」
by)芥川龍之介「2つの手紙」〜青空文庫

恐れるべきは輪廻だ。
悟るまでループする。

まれてたまるか
死んでしまうのに。

私は何しにきたのか
清濁合わせ飲むこと。

悟るためではない
生命維持のために。

ここで死んだら
またやり直しだ。

「あがらせて
もらいますよ」

結局、私はこれが言いたかったんだ。
繰り返し自分の命を生きた証として。

辞世の間際人の世に棲むあなた方に。
もうこれで終わりと言わんばかりに。

※2モゥ母さん寝るからネ!宣言】

死にたいなら勝手に死ねばいい。
自ら死ねばすべてが水泡に帰す。

誰でも、周りが死のうが
生きようが関係ないんだ。

個人的な死など無意味だから。
死ねば人は頭の中から消える。

私も、私を取り巻くあなた方も
誰も700年後には生きていない。

※3竜宮城へ3年間滞在の後、望郷の念にかられて帰郷。同氏浦島太郎の元住み暮らした生活圏内では700年が過ぎていた。彼は土産の玉手箱をひらくと一瞬のうちに白髪の老人となる】

生まれる意味など人間社会で
自分が自分として持つ役割を

※4ビョーク「ネズの木」(その後映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でブレイクするも歌手としてあり続けたビョーク)】

どれだけ遂げたか
この一点に尽きる。

「狂人なおもて往生を遂ぐ
 〜昔、僕たちは愛した〜」
by)清水邦夫

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