13節に御使いが ”エジプトに”逃げなさいと告げますがなぜ”エジプトに”なのでしょう?
「主よ。なぜ”エジプトに”逃げなさいなのでしょう?教えて頂けますようお願い申し上げます。」
主は日本の人を導く。
主は伝道者の書12章1節を示されました。
1節:あなたの若い日に、あなたの神である創造主キリストは今も生きています。を覚えよ。
わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月が近づく前に。
ユダヤにいるとわざわいにあうからわざわいがこないうちにエジプトに逃げなさいとのように思います。
13節から15節でヨセフが幼子とマリヤを連れてヘロデが死ぬまでエジプトにいた。と記しています。
そして、その後に ”これは、預言されていた「私はエジプトから私の子を呼び出した。」が成就する為であったと記しています。
普通は預言されていた出来事が成就した後に預言が記されていますが、ここでは預言の成立条件が成就した後に預言が記されています。
「主よ。なぜ”ここでは預言の成立条件が成就した後に”預言が記されているのでしょう?
教えて頂けますようお願い申し上げます。アーメン」
主は詩編68編3節を示されました。
悪者どもは火の前で溶け去るろうのように、神の御前から滅び失せよ。
悪者はすぐに滅びるという教えを示されたと思います。
主は生きておられると仰せられる。
主に深くお礼申し上げます。
私はすぐに滅びてしまう悪者にならないように生きていきたいと思います。アーメン
22節にガリラヤ地方に立ち退いた。と記されています。
「主よ。なぜ”ガリラヤ地方に”立ち退いたのでしょうか?教えて頂けますようお願い申し上げます。」
主は生きておられると仰せられる。
主はサムエル記Ⅱ21章17節を示され”イスラエルの火を消さないためにガリラヤ地方に行きなさい。”と諭した。と仰せられる。
主に教えて頂いたことをもとにまとめてみようと思います。
東方の博士たちが帰って行った後にヨセフの夢の中に御使いが現れて「すぐに幼子とマリヤを連れてエジプトへ逃げなさい。
ヘロデがこの子を探して殺そうとしていますから。」と啓示をしました。
ヨセフは夜のうちに幼子とマリヤを連れてエジプトに立ち退きヘロデが死ぬまでそこにいました。
これは主が預言者を通して「私はエジプトから私の子を呼び出した。」と言われたことを成就させるためでした。
普通は預言されていた出来事が成就した後に預言が記されます。
悪者はすぐに滅びるから悪者にならないようにと人を諭すために特別に預言の成立条件が成就した後に預言が記されたものと思います。
そのあと、ヘロデが東方の博士たちが戻ってこないことで幼子が手の届かないところに行ってしまったと知りました。
ヘロデは博士たちが教えた星を見つけ出し幼子が2歳以下であることを知っていました。
幼子がいないことを知りながらも怒りを晴らすためにヘロデはベツレヘムに生まれた2歳以下の男の子を全員殺させました。
こうして預言者エレミヤを通した預言が成就しました。
「ラマで声がする。泣き、そして嘆き叫ぶ声。
ラケルがその子らのために泣いている。
ラケルは慰められることを拒んだ。」
ヘロデが死ぬとエジプトにいたヨセフの夢の中に御使いが現れて「幼子のいのちを付け狙っていたヘロデが死にましたから
ユダの地に行きなさい。」と啓示をしました。
それでヨセフは幼子とマリヤを連れてユダの地に入りました。
しかしヘロデが死んだあと、ユダを治める王が息子のアケラオと聞いたのでユダの地に留まるのを恐れました。
そして、夢の中に御使いが現れて「ガリラヤ地方のナザレに行きなさい。」と啓示をしました。
そのため、ヨセフは幼子とマリヤを連れてガリラヤ地方のナザレに移り住みました。
こうして預言「この方はナザレ人と呼ばれる。」が成就しました。
『 主はシオンの礎を据えられた。
主の民の悩む者たちは、これに身を避ける。』
処女であるシオンの娘は
あなたをさげすみ、あなたをあざける。
エルサレムの娘は、
あなたのうしろで、頭を振る。
あなたはだれをそしり、ののしったのか。
誰に向かって声をあげ、
高慢な目を上げたのか。
イスラエルの聖なる方に対してだ。
あなたはしもべたちを使って、
主をそしって言った。
『多くの戦車を率いて、
私は山々の頂に、
レバノンの奥深く登って行った。
そのそびえる杉の木と、
美しいモミの木を切り倒し、
私はその果ての高地、
木の茂った園にまではいって行った。
私は井戸を掘って水を飲み、
足の裏で
エジプトのすべての川を干上がらせた。』と。
あなたは聞かなかったのか。
昔から、それをわたしがなし、
大昔から、それをわたしが計画し、
今、それを果たしたことを。
それであなたは城壁のある町々を荒らして
廃墟の石くれの山としたのだ。
その住民は力うせ、おののいて、恥を見、
野の草や青菜、
育つ前に干からびる屋根の草のようになった。
あなたがすわるのも、出ていくのも、
はいるのも、私は知っている。
あなたが私に向かっていきり立つのも、
あなたが私に向かっていきり立ち、
あなたの高ぶりが、私の耳に届いたので、
あなたの鼻には鉤輪を、
あなたの口にはくつわをはめ、
あなたを、もと来た道に引き戻そう。