トルストイ作の童話『おおきなかぶ』
・・・皆さんも小さいころに読んだことがあると思います。
その日本語版、福音館書店「こどものとも」の絵本の
挿絵の作者で彫刻家・佐藤忠良(ちゅうりょう)氏が老衰で亡くなったそうだ。
98歳。
ボクはけっこう絵本が好きで、
氏の作品は好きなものが多く、
宮城県美術館内にある『佐藤忠良記念館』もたびたび訪れている。
今朝の河北新報朝刊の『河北春秋』から…
「『おおきなかぶ』は、みなで力を合わせて知恵を絞ることを意味しています。
病気と闘う子たちの心に何かを伝えられたら」。(中略)
忠良さんはそう話した
今、途方もない不幸がどっかりと居座る東北だ。
それぞれに苦難を抱えているけれど、力を合わせれば進んでいける。
生まれ故郷を愛した忠良さんのメッセージを胸にともしていたい。
さっき、地元のAMラジオに
町全体が壊滅状態になっている、
南三陸町の佐藤町長が電話でインタビューを受け、
最後に中島みゆきの『時代』をリクエストしていた。
今はこんなに悲しくて
涙も枯れはてて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
そうだ。くよくよなんかしていられないのだ!
前を向いて一歩ずつ歩んで行こう!!
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