NORTHBOUND EXPRESS

鉄道好きサラリーマンの◆不定期運転臨時急行◆(全自由席)  

夜行急行 妙高 入線

2011年05月01日 | 鉄道模型インプレッション
こんばんは。震災以降、なんだか気持も少し滅入っておりますが、本当の試練はこれからやってくるのかも知れませんね。いま何をすれば良いのか・・
せめて私たちは消費が低迷して更なる景気の悪化を招かぬよう、自粛も程々に市場を活性化させなくてはならないのかも知れません。
この4月、壊社で昇進し、残業代がつかなくなりましたが帰宅時間はむしろ遅くなる一方・・
小遣いも1万円ダウンと、責任ばかり増えて美味しいところなどありませんが世の中に少しでもお金が回るよう、使うときは使い、頑張っていきたいと思います。。ひょっとしたら私たちが好きな模型製品も一部が東北地方で造られているかも知れませんし、微々たるものでしょうがJRさんへのパテントも被災した常磐線などの復興に繋がるかも知れません。

ということで、新規導入は暫くお預けなんて言っておりましたが、なけなしの小遣いとカミサンからの昇進祝いで先日発売されたKATOさんのEF62前期型と寝台急行シリーズ第2弾「妙高」をなんとか手に入れましたのでインプレしたいと思います。しかしKATOさん、「妙高」とは聊かマニアック過ぎるチョイスじゃありませんかねぇ・・ フツーは「越前」くるでしょう。まぁ、「越前」も恐らく出てくると思いますし、この「妙高」も上野口夜行急行で最後までオハ35系客車を連ねた素晴らしく粋でツゥ好みな列車。せっかくセット製品を出してくれたのですから素直に喜んで導入させていただきますね。。
本列車は平成5年の廃止時は189系で運行されていましたが57年改正までは10系寝台を組み込んだ客車列車も運行されており、上野発夜行のしんがりを務め、到着時刻も早いため、かなりマイナーな列車でした。同じ横軽を通る「越前」はミニ編成ながらもしっかりとグリーン車が入っていましたが「妙高」は直江津行きという少々中途半端な設定からかロザもなく、編成的には少し見劣りのするものでした。ひょっとすると新聞輸送がメインの列車だったのでしょうか・・
まぁ、能書きはこれくらいにしてまずはEF62前期型から見ていきましょう。

手すりやホイッスルカバーも取り付け済みで、購入者側で行うのはナンバーと製造会社銘板の取り付けのみ。ナックルカプラーも付属していますが腕の長いものなので別売りのEF66用だったか、腕の短いものを取り付けました。

      連結間隔も狭まりだいぶ見栄えが良くなりました。

EF62の最大の特徴である台車もKATOクオリティで卒なく仕上げられています。EF80に続き文句の付けようがない素晴らしい出来栄えです。

続いてオユ10 本セットではテール点灯、貫通扉に窓ガラス追加、グレー屋根、表記類等々の仕様変更が加えられており、グレードアップしています。単品モノでは後発のオユ12もテール点灯しますので是非この仕様で単品販売すれば良いのではなでしょうか。。「妙高」では下り列車の最後尾となるため、妻面の表記類も入っています。

こちらもナックルカプラーとアダプタが付属していますが、ボディマウントの客車用ナックルカプラーなんてのがあれば尚良いですね。

そして最後は本セットの目玉となる完全新規製品のマニ37 上野口では「越前」や「津軽」にも連結されていたパレット積荷物車です。本セットには、その妻面の独特の形状から「食パン」または「キノコ型」と呼ばれたスロ60改造のタイプがチョイスされています。個人的には丸屋根のタイプが好みですが、このスロ60改造タイプが一番特徴的でマニ37らしいと言えますね。「妙高」編成ではオユ10の次位となるため残念ながらテール点灯はせず、準備工事のみされています。単品販売または「越前」製品化の伏線であると察しがつきます♪

中間車のため妻面表記なども省略されておりますが、全体的なスタイル、ベンチレータの表現などは同社の現行スハ43系客車と同レベルの仕上がりで申し分のない出来です。強いて言うならば、車内の窓保護棒をガラスパーツへのモールド表現ではなくプリントで表現してもらいたいと思います。モールドだとなんだか人生相談のモザイクガラスみたいで・・

 食パンかキノコか・・妻面も小窓の大きさ、Hゴムの表現などが良くできています。

側面は表記類もしっかりと押えられています。TOMIXのマニ36は何となく腰高な感じがしましたが、本製品は車高も低く、どっしりとした旧型客車の雰囲気を良く捉えています。

旧客編成での末期にはマニ37は編成に入っておらず、本セットは1978年頃までの編成とのこと。実際にはオハネフ13やオロネフ10なんてのが良く組み込まれていたようですが走っちゃえば解りませんのでそこまで拘りません。。上記では触れておりませんが、オハフ33も既製単品オハフ33戦後型茶の塗装変更品です。上り列車では貫通扉のないこのオハフが最後尾となり、さぞかし良い眺めが味わえたことでしょう。

そうそう、近々、KATOさんからターレットが発売されるようですね。ここのところ同社は上野口マニアを唸らせるラインナップが続き、今後の展開が益々楽しみですね~ そろそろ近郊型や急行型電車もリニューアルしてくれると有難いですね。169系、403系とかどうでしょう・・ね?KATOさん♪
 
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2 コメント

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Unknown (ミズ)
2011-05-02 21:50:12
まさるさん、今晩は。
小生も財布と相談して、消費することで日本経済に貢献するべく(笑)EF62と夜行急行(製品には「夜行寝台」とありますが???ですね)を購入しました。
何と、いつも予約するショップではなかったので、予約するのを忘れたと思い二重予約してしまい今我が家には「妙高」が2セット在庫してしまいました。どうしよう!(冷汗)
いずれヤフオクのお世話になると思います。
それにしても、EF62はいいですね!暫く経ったら汚して上げたいと思います。
あと、残念なのがオユのガーランドとハーフガーランドを別パーツでリニューアルして欲しかった事。
「能登」のオユも最近弄ってTOMIXのハーフガーランドに替えましたが、小生にとっいぇは大変な作業でした。
次は「越前」ですね!きっと。
東北方面の「津軽」や「八甲田」は来年かな?
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Unknown (まさる)
2011-05-04 12:22:22
ミズさん こんにちは!
ミズさん、2・・2セットも!市場の活性化にとても貢献されていらっしゃいますね(^^;これで下りと上り列車の離合が再現できますね~(爆)
EF62はC-C台車の重厚感が際立ってますね。まだお店でのテスト走行しかしてませんので、そのうち自宅で独特のジョイント音を味わってみたいです。仰る通り、オユ10(オハ35系も)のベンチレータもそろそろ見直しがあると嬉しいですね。。後発のオハ47の屋根上と比較するとちょっと見劣りしてしまいますよね。
次の寝台急行シリーズですが、個人としましては先頃発売されたEF80の似合う夜行列車、「十和田」を是非ともお願いしたいです。。スロ、オシ16が入った編成は豪華で上野口の寝台急行の中でもひと際目だっていたと思います。もちろん「津軽」「八甲田」もEF57リニューアルと抱き合わせで欲しいですね。

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