大人になってというか、アメリカに来てホリデーシーズンは家族で過ごすんだと分かった
うちの実家は毒親で、全員バラバラ、正月さえ別居中の父親は自分の子供と過ごさずに愛人と過ごすという崩壊ぶり
母親は、いまで言うコミュ障で自分の親戚や友人と付き合うことが出来ない人だったせいか正月にうちを訪ねてくる人は皆無
そして母親自体も変わった人で、正月をどうすごしていいか分からない人だった、おせちはオードブルをオーダーして終わり
そんな家で育った私と兄弟は、成長して家を離れて正月に帰省することもなかった。
私のなかでは、誰もどうせ訪ねてこないんだからお年玉もらえない
オードブルのおせちを食べて後はテレビをみるだけのために移動するなんて嫌
私を中心に考えていたんです、わがまますぎ。
でもいまアメリカに住んで、40代に入りホリデーシーズンを家族と過ごす大切さを知ったんです。
一人で正月を過ごす母親をかわいそうとも思わずにいたこと、何もしなくても子供が帰省してきたというだけで
親は嬉しいということ、正月を子供と過ごすだけで十分ということ、それを考えもせずに私としたことが
もし私が子供が巣立ってホリデーシーズン一人で過ごすことになったら寂しい
特別なことを何もしなくてもただ帰ってきてくれるだけで嬉しいということをやっと分かったんです。
もう遅い!!いつも気がつくのが遅い!!ごめんねお母さん
今現在母親は、別居中だった父親とまた同居をしている、なぜ離婚をしなかったのか今も謎
そして兄弟たちの子供、成長した孫たちが訪ねている
みんなで食事を知ている正月写真が毎年送られてくるんだけど、私はおせちのオードブルを見ては涙を流す
私も食べたい
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