遠い昔、はるか彼方の銀河系。平和だった銀河共和国に混乱が訪れていた。通商連合は辺境の惑星との交易ルートヘの課税問題に決着をつけるべく、武装艦隊で惑星ナプーを武力封鎖。即位間もない若き女王アミダラは連合の要求を拒否し、事態は悪化。元老院は調停のため、二人のジェダイの騎士クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービを派遣するが、背後では暗黒卿ダーク・シディアスによって巨大な陰謀が進行していた。
二人は砂の惑星タトゥイーンで少年アナキンと出会う。アナキンに秘められたフォースの力を感じ取ったクワイ=ガン・ジンは、彼をジェダイ騎士団に入れようとするのだが……。
1999年に公開された『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス』は、映画史に燦然と輝くスター・ウォーズ・サーガの16年ぶりとなる再開であり、サーガを完結するための新たなる3部作の始まりでもあった。
2005年に『STAR WARS エピソード3/シスの復讐』が公開され、スター・ウオーズ・サーガ全6部作は完結したが、世界中を熱狂させたシリーズが最新テクノロジーを駆使した3D映画として帰ってきた!ILMによる最新3D映像136分は、公開時よりも3分間長く(ブルーレイ版と同じ)、パペットだったヨーダがCGに差し替えられた最新バージョンとなる。(作品資料より)
<感想>「昔々、はるか彼方の銀河系で・・・」という文句で「スター・ウォーズ」サーガが幕を開けたのは、1977年。振り返ればその歴史は、映像技術の進歩と共にあったと思う。自分のビジョンをスクリーン上に描くために、これまでずっと、よりよいやり方を追求してきた、と語るジョージ・ルーカスにとって、現在考えうる最高の3D化技術で「エピソード1」を蘇らせる試みも、サーガを理想形に近づけるステップなのかもしれない。
「アバター」の大画面での、3D映像の素晴らしさを観た誰もが思ったであろうこと、これを「スターウォーズ」で観られたらどんなに凄いだろうと、それがいよいよ現実のものとなった。しかし数億人とも言われる「SW」ファンにとっては一大事。臨場感あふれるポッドレース、グンガン族VSドロイド部隊の決戦、そして2人のジェダイとダース・モールの死闘。いくつもの名シーンが3D&大スクリーンで見られるのだから。サーガの新たな出発点となるであろう「エピソード1」の3D版で“遥か彼方”を再訪した気分になる。
やっぱり見所の一つは、ポッドレースですよね。冒頭の会場の興奮度マックスの映像から、さらにはレース中の荒野を疾走するスピード感や、岩&ライバルが迫りくるスリルは、さしずめ3Dアトラクションに乗っているかのよう。そこでは、アナキン・スカイウォーカーがレーサーから外れてしまったケーブルを、磁石の付いた棒で掴もうと手を伸ばすシーン。オリジナル映像に立体感が無かったため、棒の先に新たな処理を施し、シャープに飛びだして見えるように変更してある。
そして、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワンが、ダース・モールと対決する中盤のクライマックス、バトルシーンでは、3人が振り下ろすライトセーバーの切っ先が目の前に現れるのも3Dならではの迫力です。
グンガンとドロイドの地上戦と、ナブーの戦闘機VS通商連合艦隊の宇宙船が交互に描かれるクライマックスでは、大軍同士の激突に息を飲み、舞台の広さが感じられスケール感は段違いです。
それと、DVD化時に体が真っ二つになるバージョンに修正されたダース・モールの最期。3Dでは彼が落ちるピットの深さが強調され、暗い底に吸い込まれるて行くような印象の壮絶な最期が見られます。
もう一つ進めの見所は、ナブー脱出を図る宇宙船の故障をなおすR2―D2の活躍にハラハラ。同じく船外で修理に当たっていたドロイド3機が、次々に爆破され後方に吹き飛ぶ様は、3D効果が生きていますね。
久しぶりに観て驚いたのが、ナブーの指導者アミダラ女王、パドメに扮したナタリー・ポートマンのメイクと衣装ですね。真白い顔に真っ赤な口紅、ヘアースタイルはまるで芸者のカツラ、衣装の派手さは十二単のような着物。ジェダイの2人もダース・モールも柔道着ふうの、日本の服装を重視しているような、見慣れたとはいえ印象に残る。
それでも元になるのは父と息子の話しで、新3部作は過ちを犯した父親の物語で、旧3部作は前世代が犯した過ちを正そうとする。善人がなぜ悪になったのかと、悪になることを拒否した息子が、旅の途中で父親の罪を償う姿を描いている。2つの世代に渡り、自分の前の世代がやったことを、次の世代では世界をより良くしていかなければならないというメッセージが込められていると思います。
2012年劇場鑑賞作品・・・24
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1999年に公開された『STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス』は、映画史に燦然と輝くスター・ウォーズ・サーガの16年ぶりとなる再開であり、サーガを完結するための新たなる3部作の始まりでもあった。
2005年に『STAR WARS エピソード3/シスの復讐』が公開され、スター・ウオーズ・サーガ全6部作は完結したが、世界中を熱狂させたシリーズが最新テクノロジーを駆使した3D映画として帰ってきた!ILMによる最新3D映像136分は、公開時よりも3分間長く(ブルーレイ版と同じ)、パペットだったヨーダがCGに差し替えられた最新バージョンとなる。(作品資料より)
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グンガンとドロイドの地上戦と、ナブーの戦闘機VS通商連合艦隊の宇宙船が交互に描かれるクライマックスでは、大軍同士の激突に息を飲み、舞台の広さが感じられスケール感は段違いです。
それと、DVD化時に体が真っ二つになるバージョンに修正されたダース・モールの最期。3Dでは彼が落ちるピットの深さが強調され、暗い底に吸い込まれるて行くような印象の壮絶な最期が見られます。
もう一つ進めの見所は、ナブー脱出を図る宇宙船の故障をなおすR2―D2の活躍にハラハラ。同じく船外で修理に当たっていたドロイド3機が、次々に爆破され後方に吹き飛ぶ様は、3D効果が生きていますね。
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2012年劇場鑑賞作品・・・24
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