人気作家デボラ・モガーの小説を実写化した、2011年製作のヒューマンドラマ『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。インドのおんぼろホテルで悠々自適の生活を送るイギリス人シニアたちが、若き支配人の結婚と謎めいた宿泊客の登場に翻弄(ほんろう)されていく。監督にジョン・マッデン、キャストにジュディ・デンチ、マギー・スミス、ビル・ナイと前作のメンバーが結集。そこにリチャード・ギアが新たに加わり、物語を盛り上げる。ユーモアとヒューマニズムに満ちた内容はもちろん、インドの風光明媚(めいび)な風景を捉えた映像も見もの。
あらすじ:インドにあるマリーゴールド・ホテル。そこで宿泊を続けているイヴリン(ジュディ・デンチ)、ミュリエル(マギー・スミス)、ダグラス(ビル・ナイ)ら、イギリス人シニアたち。イヴリンは好意を寄せ合っているダグラスと関係を進められず、副支配人となったミュリエルはある隠し事をしながら業務をこなすなど、それぞれがさまざまな思いや事情を抱えていた。支配人ソニー(デヴ・パテル)の結婚とホテル拡大の決定に色めき立つ中、一人の怪しげな男(リチャード・ギア)が宿泊客としてやって来る。
<感想>前作が余りにも面白かったので続篇が出来るのを楽しみにしてました。
い義理で暮らしていた初老の7人の男女が、それぞれの理由でインドの「マリーゴールド・ホテル」に長期滞在することになる。
第一章の物語は:イヴリンは夫の死で家を手放しての一人暮らし。娘の事業の失敗で家を買えなくなったダグラスとジーン夫妻。ミュリエルは股関節の手術のためにインドまで来たのだった。そして、ノーマンとマッジは老後の相手探しのために。元判事のグレアムはかつて住んでいたインドで逢いたい人物がいるという。ホテルに着いた一行は改装中の建物のあまりの荒れようにびっくりするが、若いオーナーのソニーはこれから改装して豪華なホテルにするというのだ。やむなく滞在することになる一行だが、次第に土地にも慣れ親しみ自分たちの生活を変えていくのであった。
インドで第二の人生を送ろうとする7人の男女を描いてヒットした『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編です。
出演者はお馴染みのホテルの滞在客であるイヴリン(ジュディ・デンチ)が、布の卸売業を専門に仕事をすることが本採用になり、ミュリエル(マギー・スミス)はホテルの若きオーナーソニー(デーヴ・パテル)と共同マネージャーになる。ダグラス(ビル・ナイ)は観光ガイドを始め、ノーマンとマッジは外国人クラブの経営を任された。
一方、ホテルの若きオーナーソニーは事業拡大を考えており、ミュリエルを伴ってアメリカに出張。投資会社の社長バーリー(デーヴィッド・ストラーザン)に融資を申し込むのですが、バーリーはミュリエルの率直な態度に惹かれて、鑑定人を送って報告次第で出資に協力すると答えるのであった。
ソニーが帰国をすると、二人の客が訪れる。一人は女性客ラヴィニアと、初老の男ガイ(リチャード・ギア)だ。ソニーはガイこそが鑑定人だと思い込み世話をやくのだ。間もなく結婚式を挙げるソニーの婚約者スナイナ(ティナ・デサイー)はそんな彼を心配家に見守る。
ソニーは仕事に熱中するあまり、結婚式の準備が疎かになる。
翌日に、事業拡大のために買おうとしていたホテルが、ソニーの友人に売れてしまったと知りショックを受けるソニー。
その夜の婚約パーティでは練習不足でダンスも失敗、停電まで起こり散々な目に遭う。客たちも問題が山積みで、イヴリンはダグラスとの仲に踏み切れずにいるし、御老体のミュリエルには人には言えない秘密があった。それは、病院へ行くも、手術を希望していたのに、股関節の状態が悪化したらしいのだ。
それに、ノーマンとマッジは恋愛問題があり、ガイは自分が鑑定人ではなく、自称小説家だと言いながらも、ソニーの母親に魅せられているようだ。ですが、後半で実は、鑑定人だったとバラじてしまうし、もう一人の女性の客の鑑定人だったということが分かる。
やはり、中でもダンディなビル・ナイが一番素敵ですよね、そこへ老いてもシルバーグレーのリチャード・ギアが登場するだけで、この作品が華やぎます。年老いても、ホテルの中ではまだまだロマンスに花を咲かせつつ、ですので本作でもロマンチックなシーン満載です。やはり幾つになっても恋愛をすることが、若さの秘訣なのでしょうね。
そして、無事にソニーの結婚式は開かれ、インド式の歌に踊りの大宴会に溢れて賑やかで、みんなも揃って踊りに参列して楽しんで、それはいつものインド映画のようでした。
ソニーの第二の「マリーゴールド・ホテル」は、友人と共同での経営となり、増々発展とあいなりました。しかし、我々日本人の年寄は、年金生活で食いつないでいる身であり、その老後の資金を全部持って、知らない国インドまで行き、果たして死ぬまでの人生を送られるだろうかが心配です。
けれども、インターネットで、老人たちの終の棲家としてのインドの「マリーゴールド・ホテル」は、お金に余裕のある人たちか、体も元気でアルバイトがてらの仕事が出来る人ならお薦めですね。
2016年劇場鑑賞作品・・・51映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:インドにあるマリーゴールド・ホテル。そこで宿泊を続けているイヴリン(ジュディ・デンチ)、ミュリエル(マギー・スミス)、ダグラス(ビル・ナイ)ら、イギリス人シニアたち。イヴリンは好意を寄せ合っているダグラスと関係を進められず、副支配人となったミュリエルはある隠し事をしながら業務をこなすなど、それぞれがさまざまな思いや事情を抱えていた。支配人ソニー(デヴ・パテル)の結婚とホテル拡大の決定に色めき立つ中、一人の怪しげな男(リチャード・ギア)が宿泊客としてやって来る。
<感想>前作が余りにも面白かったので続篇が出来るのを楽しみにしてました。
い義理で暮らしていた初老の7人の男女が、それぞれの理由でインドの「マリーゴールド・ホテル」に長期滞在することになる。
第一章の物語は:イヴリンは夫の死で家を手放しての一人暮らし。娘の事業の失敗で家を買えなくなったダグラスとジーン夫妻。ミュリエルは股関節の手術のためにインドまで来たのだった。そして、ノーマンとマッジは老後の相手探しのために。元判事のグレアムはかつて住んでいたインドで逢いたい人物がいるという。ホテルに着いた一行は改装中の建物のあまりの荒れようにびっくりするが、若いオーナーのソニーはこれから改装して豪華なホテルにするというのだ。やむなく滞在することになる一行だが、次第に土地にも慣れ親しみ自分たちの生活を変えていくのであった。
インドで第二の人生を送ろうとする7人の男女を描いてヒットした『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編です。
出演者はお馴染みのホテルの滞在客であるイヴリン(ジュディ・デンチ)が、布の卸売業を専門に仕事をすることが本採用になり、ミュリエル(マギー・スミス)はホテルの若きオーナーソニー(デーヴ・パテル)と共同マネージャーになる。ダグラス(ビル・ナイ)は観光ガイドを始め、ノーマンとマッジは外国人クラブの経営を任された。
一方、ホテルの若きオーナーソニーは事業拡大を考えており、ミュリエルを伴ってアメリカに出張。投資会社の社長バーリー(デーヴィッド・ストラーザン)に融資を申し込むのですが、バーリーはミュリエルの率直な態度に惹かれて、鑑定人を送って報告次第で出資に協力すると答えるのであった。
ソニーが帰国をすると、二人の客が訪れる。一人は女性客ラヴィニアと、初老の男ガイ(リチャード・ギア)だ。ソニーはガイこそが鑑定人だと思い込み世話をやくのだ。間もなく結婚式を挙げるソニーの婚約者スナイナ(ティナ・デサイー)はそんな彼を心配家に見守る。
ソニーは仕事に熱中するあまり、結婚式の準備が疎かになる。
翌日に、事業拡大のために買おうとしていたホテルが、ソニーの友人に売れてしまったと知りショックを受けるソニー。
その夜の婚約パーティでは練習不足でダンスも失敗、停電まで起こり散々な目に遭う。客たちも問題が山積みで、イヴリンはダグラスとの仲に踏み切れずにいるし、御老体のミュリエルには人には言えない秘密があった。それは、病院へ行くも、手術を希望していたのに、股関節の状態が悪化したらしいのだ。
それに、ノーマンとマッジは恋愛問題があり、ガイは自分が鑑定人ではなく、自称小説家だと言いながらも、ソニーの母親に魅せられているようだ。ですが、後半で実は、鑑定人だったとバラじてしまうし、もう一人の女性の客の鑑定人だったということが分かる。
やはり、中でもダンディなビル・ナイが一番素敵ですよね、そこへ老いてもシルバーグレーのリチャード・ギアが登場するだけで、この作品が華やぎます。年老いても、ホテルの中ではまだまだロマンスに花を咲かせつつ、ですので本作でもロマンチックなシーン満載です。やはり幾つになっても恋愛をすることが、若さの秘訣なのでしょうね。
そして、無事にソニーの結婚式は開かれ、インド式の歌に踊りの大宴会に溢れて賑やかで、みんなも揃って踊りに参列して楽しんで、それはいつものインド映画のようでした。
ソニーの第二の「マリーゴールド・ホテル」は、友人と共同での経営となり、増々発展とあいなりました。しかし、我々日本人の年寄は、年金生活で食いつないでいる身であり、その老後の資金を全部持って、知らない国インドまで行き、果たして死ぬまでの人生を送られるだろうかが心配です。
けれども、インターネットで、老人たちの終の棲家としてのインドの「マリーゴールド・ホテル」は、お金に余裕のある人たちか、体も元気でアルバイトがてらの仕事が出来る人ならお薦めですね。
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