パピとママ映画のblog

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ブラックアダム★★★★

2023年01月28日 | アクション映画ーハ行

                     

「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズなど数々の大ヒット作で人気のドウェイン・ジョンソンが、DCコミックスが生み出したアンチヒーロー、ブラックアダムに扮したアクションエンタテインメント。原作ではシャザムの宿敵として登場したブラックアダムを主人公に、その誕生秘話を描く。

あらすじ:5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。かつて彼の息子は自らの命を犠牲にして父を守り、その力を父に託した。ブラックアダムの力は、息子の命と引き換えにして得られたものだった。そのことに苦悩と悔恨を抱えるブラックアダムは、息子を奪われたことに対する復讐のため、その強大な力を使って暴れまわり、破壊の限りを尽くす。そんなブラックアダムの前に、彼を人類の脅威とみなしたスーパーヒーローチーム「JSA(ジャスティス・ソサイエティ・オブ・アメリカ)」が立ちはだかる。

ブラックアダムと対峙するヒーローチーム「JSA」のメンバーで魔術師ドクター・フェイト/ケント・ネルソン役を、「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンドで知られるピアース・ブロスナンが務めた。JSAのリーダーで空の王者ホークマン役にオルディス・ホッジ、嵐を操るサイクロン役にクインテッサ・スウィンデル、巨大化する能力を持つアトム・スマッシャー役にノア・センティネオ、物語の鍵を握る女性アドリアナ役にサラ・シャヒ。「ジャングル・クルーズ」でもドウェイン・ジョンソンとタッグを組んだジャウム・コレット=セラ監督がメガホンをとった。

<感想>最”恐”のアンチヒーロー、ブラックアダムが大暴れする痛快アクション・エンターテイメント。5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。彼は人類の敵なのか味方なのか?・・・何故彼は現代に甦ったのか。

主演俳優・プロデューサーとして映画化に挑んだドウェイン・ジョンソンが、この役に並々ならぬ愛着を持つ彼が、10年異常の想いを実らせた。ブラックアダムの前に立ちはだかるスーパーヒーロー軍団JSAのメンバーとして、ドクターフェイトことピアース・ブロスナンが、空飛ぶリーダーのホークマンことオルディス・ホッジが共演。

最愛の息子の命と引き換えに手に入れた、常識もルールも無用のブラックアダムは、ヒーローたちをその力で圧倒する。映画の中での彼の熱演ぶりには、もの凄いパワーと共に伝わってくるので成功と言える。確かにその破壊力には、自己中心的なところもあるが、圧倒的な力に認めざるを得ないのだ。そこへ、恐るべき力を秘めた”悪魔の遺物”と、それを狙う軍事組織により更なる世界の危機が勃発しようとしていた。

そして、メンバーはいかなる悪も許さない空飛ぶリーダーのホークマンに、JSA創設メンバーで未来が見える魔術師のドクター・フェイト、自分の分子構造を変化させ巨大化するルーキーのアトム・スマッシャー、そして邪悪な科学者の実験によって嵐を操る能力を手にした19歳の新人ヒーロー・サイクロンの4人。みんなは、それぞれに“キャラ立ちまくり”の個性派揃いなのだ。だから、ブラックアダムとJSAの“普通じゃない対立”が、“予測不能の展開”を私たちに魅せてくれる。

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