パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

映画 暗殺教室 ★★★.5

2015年03月28日 | アクション映画ーア行
「週刊少年ジャンプ」で連載され瞬く間に人気となった松井優征のコミックを、『海猿』シリーズなど羽住英一郎が映画化したアクションコメディー。地球の破壊を表明している正体不明の生物・通称“殺せんせー”と、殺せんせーを暗殺することになった生徒たちが壮絶なバトルを繰り広げる。出演は、「金田一少年の事件簿」シリーズなどの山田涼介や『RETURN(ハードバージョン)』などの椎名桔平、『共喰い』などの菅田将暉ら。

<感想>突如現れた謎のタコ型超生物、殺せんせーの暗殺に、落ちこぼれ中学生たちが挑む少年漫画「暗殺教室」の映画化。キモカワルックスで憎めないキャラの先生と生徒たちが織りなすアクションコメディー。
スピード感あふれる暗殺バトルに、少年少女の絆と成長。異色な外見に反して、けっこう全方位の青春エンタメな人気作の実写化です。意外に結構おもろかったです。殺せんせーCGもそれなりに良かったし、声はすぐに分かりましたよ。それに、エンディングでしっかりと名前出てましたもの。
しかし、冒頭から生徒たちの一斉射撃にもなんのその。マッハ20で空を飛ぶ殺せんせー、脱皮して皮だけヒラヒラと、先生は天井に張り付いてるしで、それに、自分をガラス型の液体の中に封じ込めて身を守るって、完全に防御体制になる殺センセーは、核で出来てるってことか。生徒たちに、かなり大人の菅田将暉が混ざっているが、落ちこぼれ代表か、落第生かなぁ。
やっぱ、主人公は山田涼介演じる潮田渚なのか、国語の授業中に短歌を提出する際に、ナイフを隠して殺せんせーに接近、奇襲をこころみる。見た目は可愛いい中世的なキャラを作っているので、女の子と間違う。ですが、やっぱり男の子で、女子の風呂を覗き見するんですからね。

そして、危険な問題児の菅田将暉演じる赤羽カルマ。どうやら暴力行為で停学になっていたのが復学し、早々と殺せんせーにダメージを与え、積極的に攻めていくのだが、せんせーは余裕で翻弄。

白装束の男・白と共に謎の転校生堀部イトナが、教室の壁を破って登場する。堀部イトナの加藤清史郎くんも、殺せんせーと同様の触手(銀色の髪の毛)を持つ彼は、自分を殺せんせーの弟だと主張し、超スピードの触手バトルを繰り広げるのだ。殺せんせーと同じ物質で出来ているのか、頭の毛が銀色で触覚のように殺せんせーと同じような力があるので、もしかしてプルトニウムかもしれない。

セクシー女殺し屋のイリーナ、銃の扱いも達者で、生徒たちからビッチ先生と呼ばれ、お色気を駆使して暗殺を仕掛けるも、殺せんせーによりあられもない姿に。その後は英語の教師に。ベッキーとかハーフ女優の方が良かったかも、かつら被ってもブス女で迫力なし。

防衛庁の椎名桔平は、一応殺せんせーの監視と、E組を指導するために赴任。体育教師として暗殺技術を教える戦闘能力が非常に高いクールな男で、それなりに貫録あり。

でもそこへ防衛省より体育教師として笑顔がクレイジーな鷹岡明が赴任してくる。演じている高嶋政伸の奇人ぶりはいつものごとく狂気じみて迫力あり。サディスト的本性を剥き出しにし生徒たちを苦しめる。

そして、銃火器を内蔵した人工知能で、自己進化する箱型ロボット“自立思考固定砲台”が転入する。周囲を気にせず殺せんせーに向けて無数の銃弾を放つのだが、これじゃ授業にならないと生徒たちが困惑するのだ。

殺せんせーの弱点は、水ってタコなのに浴びるとふやけて動きが鈍くなるのだ。それに巨乳好きで、顔の色が通常は黄色なのだが、感情に応じて色が変わるのだ。激怒したときには真っ黒になり表情も超険しくなる。
最後の方では、高嶋がセメントのプールに殺せんせーを陥れようとするし、生徒たちは殺せんせーに向けて発射する、BB弾のたくさん入ったプールに閉じ込めようとするのだが、果たして効果はあるのだろうか。この弾は人間には害はない。

やっぱ、クライマックスの鉄塔に登って、殺せんせーをおびき寄せてそこへゲリラ豪雨が降ってくるという仕掛け。というか自然の脅威だ。これには殺せんせーも真っ青である。
月の7割を破壊した謎のタコ型生物、通称殺せんせーが、地球の破壊を予告。マッハ20で動く彼に各国の首脳はお手上げ状態。すると、彼は何故か椚ヶ丘中学校で落ちこぼれクラスとされる3年E組の担任を志望する。日本政府は成功報酬100億円で、生徒たちに暗殺を依頼するのだが、・・・卒業までに殺せるのかなぁ~、頑張れ生徒諸君!
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